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フェミニストとは、会話の中で出てきても派生させづらい、自分の定義で終了させず落とし込む。

すごいロゴだな、しかし。

すごいロゴだな、しかし。

まず、私は男性です。

  1. 女性の権利を尊重し、女性に対する不平等の解消を唱える人。
  2. 女性に優しく接する男性。

byオックスフォード辞書

フェミニストとは、「女性解放論(フェミニズム)」に賛同し、男性優位主義を打破するために具体的な行動を起こしている人を指す言葉である。簡単にわかりやすくいうと、男女の不平等をなくしたいと主張する人々ということである。

by Weblio

性別による不当な男女格差、社会構造による女性特有の生きづらさを考える事はとても大事ですね、危ない危ない、やはりキチンと理解して発現しないといけないデリケートな言葉だった。まぁ全部そうか。

男と女による格差や、男性優位主義の問題を男性が重要視し辛く、女性が不平等を無くしたいと思う意思に大きな乖離がある理由はおそらく

例えば女性がこのフェミニズムをネットメディアやテレビで知ったとします、でその内容は「男女平等は当たり前」はかなり前(1960年頃)からある話で、女性はなぜこの内容を今更知ったんだと調べます、そうすると新聞やネットが普及する前の記事を読むのが主に男性だから、男性向けの記事を作るのが当たり前で、男性が喜ぶ記事を作るからフェミニズムを知る事が出来なかった、とするとどうだろう。
フェミニズム – Wikipedia

女性はもはやどこに怒って良いのか分からない程の憤りを感じると思います。
そしてその憤りが行動に移った時、行き過ぎた場合

「女性と男性が同じ状態になる為なら、男性が今より制限されるのは仕方のない事」

という偏った意見が出てしまい、これを例えば現在9割5分女性が行った方がスムーズな仕事を男性が「男女平等ならそれを女性は制限されるようになるけど仕方ない」と発言した場合はなんだこの差別主義者は。となるでしょう。

オックスフォード辞書にもあるように「女性に優しく接する男性」もフェミニストなら、私はきっとフェミニストでしょう。母親から、姉から、妹から女性の尊厳について英才教育を受けて育っております。
しかし、だからこそこの言葉を使って分ける事自体が問題解決を遠ざけているような気がします。
世界で見る男女格差(ジェンダーギャップ)指数ランキング2021だと日本の格差は156か国中120位。
男女格差(ジェンダーギャップ)指数ランキング(2021年版) (memorva.jp)

前後10位の国とは仲良くやれそうですね、アンゴラ村長はどこにいったのか。
と、まぁここまでジェンダーギャップの理解が浅い国でフェミニズムだとか騒いでも言葉の認識も浅いので、別の認識で理解していたり、全く違う考えなのにごっちゃにしたり。解決するはずがない。
日本赤十字社が宇崎ちゃんとコラボすれば「女性の身体の一部をモノ扱い」騒ぎ、「女性が自分の身体の一部を使い稼いだら」騒ぎ、もはやメディアはマッチポンプ的に騒ぎを起こし解決させる気はない。
今ぐらいの認識で時間が経てば浸透するかもしれないが、民族性もあるのですんなり解決する話でもないだろう。

世界の言葉をリアルタイム翻訳出来るデバイスが出た時点で、考え方の幅がさらに拡がるだろうから、自分の出来る事を増やしたり、知識を増やして、来るその時代に対応出来る自分を鍛えていた方が良いように思います。
世界の仕組みはジェンダーレスになっていくのならば、ここでこだわっても日本人はしょうがないんです、男女格差についての認識は分かりません。どう見ても格差120位の国の危機感じゃないんです。

しかし良かった、これでフェミニズムに関する話題が出てもアタフタしないで済みそうだ。

imakara

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