ショッピングサイトで自分の探している商品から小分類、中分類、大分類に戻る事が出来たり、
管理画面で今処理している事に類似した処理を行いたい時に自分の辿ってきた(辿ったであろう)道を分かりやすくする事で、使いやすさを上げようというもの。
サイトが大きすぎたり、種別が多くなりすぎるとパンくずを追えなくなったり、別種の類似もしくは同名のものがあった場合にユーザビリティを損なう場合もあり、所謂イメージにあるパンくずリストを活用しているのは小・中規模の初めと終わりが分かるようなサイトもしくは取り扱いが専門的な大規模なサイトで、種類も品目も多いAmazonのようなサイトはユーザーの購入履歴や検索履歴によって「あなたが興味を持っている」カテゴリを表示してくれる印象、しかしこれも属性型という立派なパンくずリスト。
では見ていこう。
ちなみにパンくずリストという名前は童話『ヘンゼルとグレーテル』より、二人が森で迷子にならないよう通り道にパンくずを置いていった、というエピソードになぞらえ、付けられたそうだ。遊び心のあるユニークな命名だ、誰が付けたんだろう。
パンくずリスト – Wikipedia
パンくずリストの表示には大きく3種類あり
- パス型
- 位置型
- 属性型
パス型
二つ前にいたページ>一つ前にいたページ>今いるページ
最近では使っているサイトはほぼ無いので、実例として出せませんでしたが、
サイト上の現在地を表示するのではなく、経由してきた場所ピンポイントのリストです。
言葉通りのこれぞ「パンくずリスト」ですが、「戻る」ボタンを押せば解決してしまう為、現在は使われていないそうです。デジタルデバイスの便利さ浸食された「覚える」必要が無くなった未来人には逆に必要な気も。
位置型
ヤフオクやメルカリ、あとこのサイトのパンくずリストもコレですね。
サイト上の現在地を表示してくれます、例えばIoTウォッチが欲しくて、検索したらアップルウォッチが表示された。
分類名は分かんないけど、他の同じような腕時計が見てみたいな、となったら一つ前のパンくずリストをたどれば良い、というモノですね。
この場合はスマートウォッチ、ウェアラブル端末という分類に行けば良いという事が分かります。
属性型
代表的な属性型パンくずリストを使っているのはAmazonですね。
これがログインしないで表示したデフォルト、Amazonが推したい分類が表示されるわけですね。
これがログインして表示した属性型のパンくずリストです、その人に向けて動的に変化するパンくずリストです…動的なパンくずリストって、パンが移動しちゃったらもう家に帰れないんじゃ…。
SEO的に~とかどのようなデザインにしたら~とかは研究されている人がいるのでそちらを参考に。
しかし、この名前付けた人良いよなぁ…会って話してみたい。
近い未来にはその人柄とかをインプットしたらAIが予測して喋ったり出来ると思うのですが、ウォルト・ディズニーやスティーブ・ジョブズとか亡くなった方も当然そうですし、スティーヴン・スピルバーグやマーク・ザッカーバーグのような今生きている方ともある程度の情報共有が出来たら、生きる事への考え方や学校や会社で学べないような事も会話で勉強出来たり、学校教育が受けられないようなエリアでも使用出来れば、食料問題や人口増加問題、地球の問題もより多くの人が考える事により世界はまた豊かになるのではないだろうか。
あれ、これパンくずリストの話だったよな…?まぁいっか!