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マッチポンプとは、前後の文脈でなんとなく理解出来るけど、キチンと理解したい。

隠れてマッチで火を起こして皆の前でポンプで自己初期消火。

大分悪いやつですね。

かなり昔から使われていた用語(マッチは英語でポンプはオランダ語の和製外来語)のようですが、「マッチポンプ」なんて言わなくても自作自演というほぼ同じ意味の言葉があるのになんでわざわざこういうの作るんでしょうね。

自分で起こしておいた問題の収拾を持ちかけて利を得ようとするのは、人を騙す側の思考かもしれません、企業が戦略として行うにしてもメリットに対するリスクが高過ぎる。

例えば

◆求人に出したらすぐに応募が入った、やる気のなさそうな人なのでお祈りメール。
マッチ=御社ならすぐに求人が入るとプランが安い事を勧める
ポンプ=サクラに応募させる。(採用通知をしても他で決まったと断る)

◆木造住宅の無料点検業者に依頼、シロアリを見つけた!駆除して工事しましょう。
マッチ=シロアリのでっちあげ
ポンプ=無駄な工事(やってすらいない)

前者はまだ経験で見分けがつきそうですが、後者は専門的な用語だったらなんでも応用の効く技です、シロアリなんてワードなら引っかかる人は少ないかもしれませんが

・室外機に虫が巣食っている、排水ホースから虫が入ってエアコン交換と一緒に綺麗にしましょう。

なんてもっともらしい事を言われて、危機感を煽り
さらに古いエアコンじゃ電気代ももったいないですよ!地球環境にも良くなりますよ!なんてトドメを刺され

「もうそろそろ交換しようと思ってたんだよな」

という気持ちにどんどんなってきて、安い見積が来たら「お、こんなんで良いんだ、じゃやろうかな~」と前向きになり、
正式に現場調査になり、本見積で内部取り回し部材で●円追加、調整費用に現場管理費、調査費など続々追加され、最初の見積の倍になっても、もう前向きなので「しょうがないか」と決めてしまう。

マッチポンプ(自作自演)に気付く事も重要ですが、こうした被害に遭わない為にも自分の身の回りの事は浅くでも良いので知っておいても良いかもしれませんね。

ではでは。

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