気になったのでまとめてみました。
降水量
「降水量」は、雨水がどこにも流れ去ることなく地面にそのまま留まった場合、どれくらい地面にたまるか、その水の深さ。(単位はmm(ミリ)、範囲は1㎡)
という事で、例えば12時間降水量194mmは、12時間1平方メートルの桶を置いたら20cm弱溜まる程度の雨量という事ですね。
何時間で振ったかってのも指標になっていますね。
ちなみに「降水量」は、雨だけではなく、雪やあられ、ひょうや霜まで含むそうです、それらを水に換算した時の値のようです。
降雨量
雨の量だけの場合を雨量もしくは降雨量と呼ぶようです。
今回の秋田のニュースも「12時間雨量」のように表現しているサイトもありますね。
ってどちらも同じ秋田魁新報社じゃないか、検索用かな。
前情報が無い状態でこのニュースを見ると
12時間降水量が観測史上最大で194mm、冠水し動けなくなってしまった車両、窓は開いているので窓から出たのだろうか、観測史上最大だし冠水してるし怖いな。
という感じだろうか。
まず観測史上最大って言うけど気象庁のサイトで見ると12時間降水量の観測史上最大は2019年10月の箱根の730mmなんじゃないか?
秋田でって事かな?
そういう訳でもない、という事は
観測史上最大は、その地域で観測された中での史上最大な訳ですね。
昨日だけでも観測史上最大が4件も。
鳥取の方がむしろ降水量は多かったようです、これだけ日々史上最大を更新していればそりゃニュースで見る機会は多いハズですね。
史上最大
読み方:しじょうさいだい
歴史上もっとも大きいこと。記録に残っている、または調査などにより把握されている範囲の物事の中で、一番規模が大きいさまを表す語。
意味合い的には合っているのですが、日本全国で表現していると思っていたのでちょっとビックリ、その地域周辺の人にとっては危機感を実感する為には良いのかもしれませんね、逃げ遅れてしまえばそれこそ大問題。
というか危機感を煽るなら、時間が経つ程に雨漏れや詰まりの要因は分からなくなっていきます、かなり早い段階で冠水に係る要因の工事が必要な訳ですが、予算や工事業者、計画の兼ね合いもあり現段階の仕組みでは出来なさそうですね。
「原因追及して次回の計画に盛り込む課」みたいなのがあれば良いんだろうか
観測で地域まで特定出来ているので、原因追及から解消工事(計画)までを一括りにすれば、より専門的な職を用意出来、工事の効果が発揮されるように思います。
ドローンとかで調査出来れば増員も不要だろうけど流石に好きには飛ばせないからなぁ…