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v6プラスの応答遅延がひどい、大渋滞のNTT標準DNSからクラウドフレアに変更。

インターネットの速度が遅いとかネットがなかなか開かないとか検索すると「通信機器が壊れていないか」とか「パソコンが壊れてるんじゃないか」とかで結果自分の端末を見直してもダメならメーカーとか詳しい人に聞いて!とか多いですよね。

まず壊れてませんよね、パソコン。
そもそも最近のネットワーク機器は故障を先に疑うほど信頼性は低くありません、そういうの聞ける人がいなかったり面倒だから検索してるのに…まったくもう。

今回はSo-net光のv6プラスの応答遅延がひどいのでIPv6のDNSをNTTが標準で設定している大混雑のDNSから高速かつ安全性の高いクラウドフレアのDNSに変更する手順をご紹介します。

昔から使っているGoogleDNSの方が好みですが、せっかくなので安全性が高いと噂のクラウドフレアさんで設定してみます。

最初に設定値をどうぞ。

Cloud Flare(クラウドフレア)(IPv6)
プライマリ
2606:4700:4700::1111
セカンダリ
2606:4700:4700::1001

ついでにGoogleのも早いのでクラウドフレアがイヤな人はこちらをどうぞ。

Google DNS(IPv6)
プライマリ
2001:4860:4860::8888
セカンダリ
2001:4860:4860::8844

いや~しかしSo-netのv6プラス…というよりはNTTのDNS設定が大雑把さか。
せっかく最大速度も安定性もほどほどあるのにDNSの大渋滞のせいで古い規格よりポンコツに見えてしまう10ギガインターネット。

それもこれもNTT東日本がデフォルトとして設定しているコレ

Linux + フレッツ・光ネクスト回線 + IPv6 ダイナミック DNS サービス の組み合わせの活用例 - ddns.e-ntt.jpより

2404:1a8:7f01:a::3
2404:1a8:7f01:b::3

このDNS設定が悪さをしている元凶…は言い過ぎか、まぁ不安定の原因のひとつですね、ちなみに西日本の場合はコレです↓

2001:a7ff:5f01::a
2001:a7ff:5f01:1::a

NTTで契約している人であればほとんどがここを通る為混雑が起きやすい…のもそうですし、常に順番待ちが発生するためすぐにインターネットが切れたかのような挙動を頻発するようになるようですね。

パソコン側でDNSを設定しても改善されない。

そう、なんとPC側でDNSの設定をしても意味がないのです。

Windows11になってからスタイリッシュな設定画面に慣れてしまったのでこの画面久しぶりに見ましたね…。

外から引っ張られてきたネットワークをPCやスマホはルーターを通じて受け取るワケで、受け取った先でいくら高速な設定をしても結局「応答遅延を起こしたネットワークを高速に受け取っている」だけなのでいくら早く受け取っても遅いは遅いというコトのようですね。

ではどうするか、ルーターに設定すれば良いんです。

ルーターのipv6設定のDNSのみを変更する。

さて、ルーターの設定となると途端にハードルが高くなりますが、日々の快適さの為頑張りましょう。

!注意!接続タイプを「静的」にしない、v6プラスの場合IPv6アドレスは自動で割り当てられ配布される為、アドレスを変更するとインターネット接続が切れます。

tp-linkの場合はルーターにログイン後「詳細設定」から「IPv6」を開くと「IPv6インターネット」という表示があるので、「高度な設定」からプライマリDNSとセカンダリDNSを変更して保存すれば設定終了です。

一応ソネットの提供機器は

バッファローの「WSR-1500AX2L」だそうで、こちらでも同様にメニュー「詳細設定」から「Internet」→「IPv6」へ進み、「DNSアドレス」を「ISPから自動取得」をオフにして「次のDNSアドレスを使用」が選択し先ほどのクラウドフレアもしくはGoogleDNSを入力すれば同様に設定できると思いますが手元にないので詳細は不明。

・・

・・・

事あるごとに止まる事は無くなり、自然体で使えるようになったのでかなり快適にはなりましたが大手にはどうもこういうところがありますよね…といって全員クラウドフレアにしたりGoogleのパブリックDNSにしたらそれはそれで渋滞するんだろうけど…今後も都度対応していくしかありませんね🤣

ではでは。

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