さて、今回はハードディスクの物理破壊依頼のため分解します。
久しぶりに2.5インチのハードディスクを触ったので備忘録代わりにパシャっとな。
表面プレートの部分は大体ネジをシールで隠してあります。
今回のは赤丸の部分が隠しネジでした。
裏面の基板はプラスネジを外せばカパっと外れます。
HDDの基板って丈夫ですよね~🤔
よほど差し込み無理したとかでもない限り壊れないんじゃなかろうか。
2.5インチは軸っぽいのが出ているのでちょっと怖い。
フロントはシールしてあるのでちょっと外すときにクセがありますが、大体接着剤も硬化しちゃってるのでパキっと外れることがほとんど。
まずはプラッタの中心のネジから。
ネジを外して裏返せばプラッタがコロンと外れます。
磁気ヘッドはプラッタを外した状態でマグネット部分(アクチュエーター)を外しておけば軽く外せます。
まぁ廃棄するのでこんな丁寧にバラす必要はないんですけどね🤣
ちなみにプラッタは↑このように全方向にカッターを入れても磁気層が生きていたりカッターが当たっていない部分を復元することができる場合もあるらしいので、本当にデータを復元させたくない場合は割るしかないし、私は業として行う事があり専用の環境で割っているのですが
プラッタを割るとどうなるか分からない状態で割るのは絶対にやめましょう、破片が飛び散るため目に入るリスクがあります。
ハンマーでひっぱたいたりニッパや倍力工具で割るとより危険です。
薄いものは使用済みのレターパックなどに入れてネイルポンチでも割れますが、3.5インチのプラッタは厚みがありなかなか割れないのでケガしやすいです。
どうしても自分で処理したい場合はカッターなどで多く傷をつけておくぐらいで、絶対に漏洩してはならないデータが入っている場合はおとなしく信頼できる業者に破壊をお願いしましょう。

