1995年2月24日にスクウェアから発売。
いわゆる無印版ですね。
コレ本当に好きでした、でしたというか少年時代にシミュレーションRPG(ターン制バトル)の面白さに気付かせてもらった作品で、今でも普通に好きです。
スクウェアのマスターピースの一作。
プロデューサーは超兄貴とかドラゴンボールZを手掛けた橋本氏、
音楽はファイナルファイトやスト2を手掛けた下村氏にバハムートラグーンの松枝氏、
デザインはFFの天野氏、錚々たるメンバー。
面白くないハズが無い訳です、はい。
世界へ没入させてくるオープニング。
テーマは戦争、婚約者を殺され復讐に取り憑かれる冷静に狂った主人公が徐々に人間性を取り戻していくのはクるものがあります。
難易度は部分的に詰むポイントもありますが、最初からやり直せば少年でも普通にクリアできる程度なので「易~普」ぐらい、コツを掴みきれないと難しいかもしれません。
全機体紹介。
同じように懐かしむ人もそれなりにいるのか、コメントが4件も!
ストーリー
SFCだと全30ミッション、
特に記憶に残っているステージを紹介します。
死亡フラグを詰め込むチュートリアル戦。
ステージ3でいきなり中盤に出てくるミサイルを撃ち込まれる。
イーグレットランチャーを2回まともに喰らうとほぼ負け確定という鬼畜ぶり。
無印屈指の詰みポイント、地獄の壁。
装備はワンランク上で、能力も高い、ミサイルばんばん撃ってきて、攻撃されれば1撃でやられる可能性のある化物が6体、主人公のguardを集中して鍛えておけば余裕。
あのばばあ!!とかゲーム内でも言える時代。
しかしキースの言い分も分かる、報いはすぐに受けますがモーリーほんそれ。
なつかしツィーゲ。
能力が低いやつに10発程度撃たせればほぼレベルMAXになるチート武器。
通常プレイではかなりお世話になりました。
ラストステージ。
補給車が残っていれば遠隔攻撃だけしていれば勝ててしまうが、近付いた瞬間どれだけ強くても秒殺されるラスボス。まさかの弱体化する2形態目に油断するとフルボッコされる苦い思い出。
エンディング。
ラストのシルエット演出が本当に素晴らしい。
それぞれの目的で集った仲間達はそれぞれの生活に戻る。
最後の爆発シーン、作中では何の説明もありませんが私が思うにロイドはこの島で起こった悪夢を消し去り、自分の恋人には変わりないが非人道的な装置をこのまま残してはいけないという葛藤の中決断を下したのではないかと思います。
一本の映画を見たような充実感と満足感が心地良く残ります。
プレイする年齢、知識や経験によって感想が大きく変わるのではなかろうか。
PS⇒DS⇒PS3・PSP⇒VITAと移植され、敵側(USN)視点のスピンオフも。
自軍(OCU)の視点で見た正義と敵側(USN)から見た正義も実は同じ事、戦争の不毛さや「勝った方が正しい」についても深く考えさせられます。
ブロックチェーンゲームで出たら「GameFiの為だから」という真っ当っぽい言い訳で廃人になる自信があります。スクエニさん、待ってますよ…!