The Old Farmer’s_Almanac(ジオールドファーマーズアルマナック)
北米で最も古い定期刊行物(誌)で公開されている満月の名前。
アメリカ先住民(ネイティブアメリカン)の言語で使われる単語を英語で解釈したもので、
「その時に採集できるものを月の呼び名」としたものが多い。
とりあえず全部作りたいのでまったりやっていきます。
前回は9月でコーンムーン(ハーベストムーン)でした、日本では中秋の名月(お月見)ですね。
10月の満月はFULL HUNTER MOON(ハンタームーン)
冬に向けて蓄える為に狩りをする時期だ!ということで弓、矢が描かれていますね。収穫するモノの違いや気候の違いもあり10月をハーベストムーンと呼ぶ部族もいたそうです、伝達技術の水準もあるしここら辺が特にリアルで良いですね。
弓は昔リカーブボウをシルエットで作りましたが、この頃にリカーブボウなんて無いしな、当時使われていたような弓は…
一本の木を加工して作られた弓(丸木弓)で資料があまり無いので分からないが
恐らく板目を反る側に据え削って作ったもので、
持ち手と弦の止め部分の中間に麻が巻いてあるのは柾目に差し掛かるしなり部分から折れる為だろう。
弓を引いている画像を見るに、
綺麗な弧を描くような弓ではなく狙いやすく引きやすく、
持ち手を水平に後は湾曲させるように作ったと思われる(折れや割れにも強いし)
的な。
基本形は持ち手に弦を作る際に余った太目の麻を軽くねじって巻き、矢筈付近に使う羽根、もしくは特に綺麗な羽根や動物の骨、綺麗な石を弓の筈に飾りとして付ける。
(筈(ハズ)は弦に当たる側の部分、鏃(ヤジリ)は的に当たる部分)
という感じか、つまり
こうだ。
もっと飾りがあったりするんだろうが…使用頻度と折れ・修復頻度を考えるとリアルなのはこっちじゃないかな。
で
10月の満月、ハンタームーン完成ッ!
うむうむ、弓も羽根もシルエットとしては問題無いな、
色を付けた途端にちょっとチープ感は出るが、まぁそれも味さ!