サイトアイコン イマカラ

相手の事を知りたい時、何を知れば、どこを見れば分かるのか。私の場合は…

まずはじめに。

相手の心を完全に分かる事は出来ません、分かった気になるだけです。

「本音だよ」と言っても本音でない事もあれば、
「嘘だよ」と言っても察して欲しいだけという事もあります。

しかし感情や状況には「本音が現れる瞬間」があり、そこである程度判断する事が出来ると思っています。

それは

車を運転中の言動

です。

・ 信号の黄・赤のタイミングでの挙動

・ 歩行者(他人)に対する態度

・ 把握出来る範囲

・ 普段隠していた自然なしぐさ、クセ

・ 口調の荒さ、そして感情の波

その人の「性格」がなんとなく見えてきます。

そもそも相手を知りたいなんていうレアなタイミングは

恋人になるならないって時や結婚して「?」が浮かんだ時や
相手を責めたり、攻撃したい時、弱みを握りたいなんて時ぐらいでしょう。

正負共に自分以外に興味を持つなんてのはなかなか無いし、自身に興味がありすぎて長所が思い浮かばないなんて思考からすれば「相手の事を知るのはとても難しい」のですが

もしも知りたい相手が車の運転をして、あなたが助手席に乗ったり後部座席で運転者を見れる立場ならばチャンス到来です。

その人との今後の付き合い方を考える良い機会だと思って観察してみてください。

例えば…

信号が黄色になって突っ込む人と一緒にいて安心出来ますか?
黄色から赤、ギリ赤ならセーフ!突っ込む!という人はどうでしょう。
歩行者信号にも気付いて停止線前でしっかり停まれる人は?

グレーゾーンならOK!レッドゾーンでも場合によってはOK!
これが法律に対してだったら?ギャンブルに対してだったら?置き換えて考えてみましょう。

歩行者(他人)に対する態度が「邪魔だよ!早くいけ!」と常にまくしたてる人、
「そんなとこ通るなよ!轢くぞ!」とイライラする人、余裕を持って譲る人。

子供に対しての態度はどうか、それが老人が車道を横断していたからの反応なのか、危険な行為をしている人をたしなめる為なのか、優しさからか自己中心的な思いからか見極める事が出来るでしょう。

その人のキャパ・処理能力も知れるし、普段との差を見るのも良いでしょう。
余裕でいる時には表れづらい事もあります。

渋滞の時なんかは絶好の観察タイムです。

ここで最悪な人だった場合は、その「最悪」は自分に向く可能性があります。
付き合いや距離感は考えた方が良いかもしれませんね。

他人を信用するなら自分のルールを厳しく設定し、そのルールを通過できる人だけにするべきだと思います。

・・

・・・

別の視点から

ハンターハンター1巻のクラピカとレオリオが喧嘩している時、止めようとした船長に対してはなったゴンくんのセリフ。

「その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ」

ミトおばさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ

オレには2人が怒ってる理由はとても大切なことだと思えるんだ 止めない方がいいよ

喜怒哀楽すべてそうなのかもしれませんが、特に怒りは4つの表現の中で最もシンプルな感情で「抑えきれない自我」、止められない止める気のない本気です。

歩んできた道は狭く頼りない道もあったし、山あり谷あり、止まる時もあれば走る事もあったでしょう、しかし確実に歩き続けたその道中苦しかった出来事、大切な考え方、喜怒哀楽を伴う「人生」はこの道により十人十色、それにより大事にしているもの、ことはまさに千差万別。

それを軽く見られれば、黙ってはいられません。
↑のハンターハンターの例で言えば

クラピカはレオリオに仲間(民族)の事でひどい事を言われ怒り訂正を要求、
レオリオは年下のクラピカから「さん」付けされなかった事で怒りました。

ここから

クラピカは一見冷徹に見えるが仲間との絆を大事にし、人の為に怒る事の出来る情に厚い人だという事がわかり、レオリオは世間一般の常識、世間の感性を伝えるべく「初対面の人間にいきなり呼び捨てにされたら嫌だという人が常識」を身をもって伝えたというとても情に厚い人だという事がわかります。

レオリオは2度我慢している様子が描かれていますが、これも同様ですね。
注意し、同じ事を繰り返して許される限界は2度目まで、3度目は許してくれない。

これはどちらも普通に会話している中では
「仲間想いだなぁ」「一般常識にこだわっているんだなぁ」ぐらいにしか感じられず、なかなか「本気」は見えないものです。

あなたの周りであなたの行動により「小さく怒った」人がいたらサインだと思ってください、本当に嫌なのでやめて欲しいと思っているが本気で怒る程の事でもない、つまり相手が今の段階では「大人の対応」をしているだけです。

あなたに対して怒る時と、周囲に対しての不満を言う時の違いが分からない場合は聞いてみてください。

きっと「ずっと嫌だって言ってるだろう」と言われるか
「本当ああいうの困るよね」と同調を求めてくるかのどちらかです。

言われずに判断できればそれに越した事はありませんが、冒頭にも書きましたが

相手の心を完全に分かる事は出来ません、分かった気になるだけです。

なので、分からなければ聞きましょう。
分かった気になって勝手に行動するのはやめましょう。

人を信じ…過ぎるのはちょっと危険。
身内でテストしてみても良いかもしれませんね。

怒りと不満に満ちた環境で過ごすよりも
笑顔で満足でゴキゲンな環境で過ごした方が人生は豊かになると思っています。

私の場合は、ですね。

ではでは。

モバイルバージョンを終了