コンビニ弁当とかで見かけるW数で約○分の表記。
消費電力の高い業務用電子レンジで温める際の時間と、家庭用の電子レンジで温める際の時間が丁寧に書かれています。
しかし…しかしウチのは800Wなんだ…!
1600Wで表記されていればその半分でやれば良いんだけども、自動や雰囲気時間で設定すると失敗するので毎回ざっくりですが計算しています。
計算式はとてもシンプル、
表記のW数を掛けて目的のW数で割れば良いだけです。
↑の冷凍カップ飯なら1500W×80秒で120,000、
120,000÷800Wで150秒、つまり2分30秒温めれば良いワケですね。
式にすると
(1500W×80秒)÷800W=150秒(2分30秒)
こんな感じです。
5の倍数と2の倍数なら暗算しやすいので1500Wの時はラッキー、1200Wの時はギリギリ、8の割り算でちょっと止まります、8の段キライ!
マイクロウェーブ(電子レンジ)は、マイクロ波を当てて水分を振動させて温度を上げる機械です、やりすぎると水分が飛び過ぎてカチカチになるし、振動時間が短ければほぼ変わっていなかったり冷たかったりします。
衣付きの肉の中心部やポテサラ、ご飯の一部だけ異様に熱くなるのは加熱ムラもありますが水分量の違いなワケですね、ムラを防ぐにも基本は中心、外側から温めるのでお弁当など底まで温めたい場合、パサつくのイヤだから水分はなるべく飛ばさず調理したいし低出力でじっくりがベストでしょうね、今は底からも出るのあるけども。
ちなみにちょっと固めのものならごく少量の水をかけるとふっくらするそうです。
冷凍食品やラーメンなどの調理を含むレンジの場合は、
高出力で一気にやって混ぜられるならよく混ぜると美味しいと思います。
2個温める場合
ついでに2個温める場合は内部で振動を常に取り合っている為
500Wで1分のものを2個入れた場合、30秒程度の効果しかありません。
なので500Wで1分のものを2個入れるなら500Wで2分もしくは
600Wで100秒、800Wで75秒、1000Wで60秒…という感じで良いのですが
500Wで1分のものと500Wで2分のものを同時に温めようと3分レンジした場合
500Wで1分のものは温まりすぎで熱くなり、
500Wで2分のものはぬるい仕上がりになります。
つまりこの場合は3分温めますが2分時点で500W1分の方は取り出し、残り1分で500W2分の方を単独で温めれば最適な状態と言えます。
はい、急にややこしくなりましたね。
ムラをなるべく無くすためには
◆ 一品ずつ温める
◆ まとめて温める場合は特性を理解して温める
◆ センサーの精度が高い最新式のレンジを買って自動で温める
うん、自動でやってくれるやつを買うのがいいですね。
今の自動ボタンは食材から蒸発した水分を感知して温めてくれるなんて機能も付いているようですから。
調べてたら欲しくなっちゃったなぁ…ブラックフライデー中だし、ごくり。