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デルタ株とか当たり前に使ってくるけど、『インド変異株来たよ~後は分かるよね?』…って分かんないよ!

アルファとかベータとか中二臭がしますが、この段階だと少し遅かったんではなかろうか、もう定着した後だと(インド株の事)みたいに表現されてより強調されてしまうんではなかろうか。

アルファとかベータとか中二臭がしますが、この段階だと少し遅かったんではなかろうか、もう定着した後だと(インド株の事)みたいに表現されてより強調されてしまうんではなかろうか。

N501Yの時も思いましたが、なぜ学術資料を噛み砕いた情報を『分かるようにして』公開しながら使わないんだろうか、噛み砕けないんだろうか、噛み砕くと不利益でもあるんだろうか?

「さぁさらに危険になったからワクチン打とうか、副反応とか言ってる場合じゃないよ」

いや、別にワクチンを否定する気は全く無い、作為的過ぎて見ていて気持ちの良い物ではないだけです。
後述する有識者が発信する「ワクチン効果の低下を懸念している事」を知った上で打てば別に良い、そしてワクチンを打ったからマスクを外して良いわけでもなく、気軽に飲み食い出来る状態になったわけでもない。

…おっと、デルタ株の話だった、いかんいかん。

デルタ株とは

デルタ株はインドで見つかった変異株の呼称で、WHOが呼称について5月末頃に発表し6月の中頃に更新したサイトを見れば詳しく載っているので、知りたい方はそちらをどうぞ。
Tracking SARS-CoV-2 variants (who.int)

南アフリカ株とかブラジル株とかエリアでの呼び方だと

「その場所で発生した訳ではなく、その場所で見つかっただけ」なのに

まるでその国が原因で変異した(させた)ように聞こえる為変更したようだ。
(学術記号だけだとコミュニケーション取り辛かったりするから等他の理由もあるが)

図の上から順に英国(501Y.V1)、南アフリカ(501Y.V2)、ブラジル(501Y.V3)、インド(478K.V1)の各地で見つかった変異株が、それぞれ「アルファ」「ベータ」「ガンマ」「デルタ」となっている。

だからインドのデルタ株って報道している訳です、その場所で発生した訳じゃないからって呼び方変えたのに、このニュースを見た人はインドのコロナウイルス2倍弱の強さじゃん、ヤバ。となる人もいるわけです、本当もう…。

↓WHOの公開しているサイト

最近の表、484K.V3(イータ)はmultiple表記で分かりづらいですが、日本も含まれているようです。

ちなみに有識者の見解では
変異株の特徴とワクチン開発 | COVID-19有識者会議 (covid19-jma-medical-expert-meeting.jp)

国内におけるSARS-CoV-2変異株の感染が多数報告され、ワクチン効果の低下が懸念されている。

特に、ベータ(B.1.351)、ついでデルタ(B.1.617.2)変異ウイルスはワクチン効果を低下させることが示唆されている。

各ワクチン開発会社は、変異株向けの改変型ワクチンの開発に着手し、有望な結果が報告されている。

国産ワクチンの開発も進んでおり、早期に承認されることが望まれる。

現在のワクチンでは以前(4月中頃)騒いでいたN501Y(今はベータ株)、そして今メディアが騒いでいるデルタ株は現在のワクチン効果の低下が懸念されている訳ですが

国産ワクチンの開発は進んでいて、早期に承認されると良いなという事ですね。

…まぁ同時進行で可能性のある薬を作ってしまう方が制限は大分緩和されると思いますが、緩和されると儲からないし困るからしないか、しないな…はぁ。

っていうか変異株ってそもそも何?

さて、では変異株について触れてみましょう、『N501Y』で説明します。

頭にNが付いたりEが付くのはアミノ酸の種類の頭文字でN501Yなら
「501番目のスパイクタンパク質」が「アミノ酸N(アスパラギン)」から「アミノ酸Y(チロシン)」に置き換わっている変異株という意味ですが、まぁ別にそれは良いですね。

この名称は「501Y.V2」という名前のスパイクタンパク質の変異名です。
501.V2 variant – Wikipedia

名前は「20H/501Y.V2、ベータ株」とも呼ばれています、ちなみにたまに出てくるスパイクタンパク質(Sタンパク質)とはこの部分です。

写真はWikipediaの画像から、原因ウイルスのスパイクタンパク質です。

ウイルスの分類系統は「B.1.351」という系統で、南アフリカで見つかった変異株を主にそう呼びます。

2020年の10月頃から出だし、アメリカ、オーストラリア、フィリピンでも多く感染者を出しています。
疫学:SARS-CoV-2の南アフリカ型変異株の解析 | Nature | Nature Portfolio (natureasia.com)

ウイルスは変異する速度が速く、より感染力が高く、重篤になりやすいという特徴があるようですが、ホスト(宿主)が死ねば自分も死んでしまうので、強力になりすぎてしまっても共存出来る程度までは弱るようです。

変異していれば「変異前に作ったワクチン」が効くとは言えないだろうし、別の物のようになっていれば効果がどう出るかもわかわからない為、「ワクチン効果の低下が懸念」されている訳ですね。

もはや全人類がワクチンを打ち終わってもコロナが終焉を迎えている姿は想像できません、コロナ禍という超シンプルな大リセット後の世界の覇権を握る国はどこだろうか、え?中国に決まってんだろって?まぁまぁ。まぁまぁ。

米国株いつ手放そうかな…。
あれです、うがいと手洗いとマスクのお手入れは忘れずにね!

imakara

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