なぜ失ってはならない知識を持っている人ほど早くに亡くなってしまうのか。
写真は2024年8月頃の森永氏ですが、50代後半の頃と比べるとわずか10年弱で別人のように痩せています。
ステージ4がん闘病中のさ中、体の痛み、死に直面した心の苦しみ、今ありがたいことに健康体である私には計り知れない状況の中、余命宣告を受けてなお自分の為だけでなく、日本の将来を、経済を憂い、亡くなる前日まで表舞台で戦い抜く、ただただ民のために戦い続けた偉大な人物森永卓郎氏がこの世を去りました。
なんという喪失感か。
突然…いや本来は医師から2024年に「桜は見られないだろう」と宣告されていたのだから、昨日まで体を持たせたというのは本当に凄まじい事ですね。
これは使命感からなのだろうか。
彼が発する言葉は少し尖っていますが、庶民の立場とは何かを研究した結果という印象が強く、わかりやすく、そして力強く心の芯に響くものでした。
あるべき社会の姿を、今の政治の姿を、そして五公五民を超える悪政を周知させる為「民の視点から政治や経済を鋭く批判し続ける姿勢」は、多くの人々に影響を与えたように思います。
彼と同じ環境になった時に私は私の分野で同じ事を出来るだろうか
いや、彼の生き様から学んだ事を活かしていかなければならない。
御冥福をお祈り申し上げます
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著書
「年収300万円時代を生き抜く経済学」
「こんなニッポンに誰がした」
「ザイム真理教」