本日から新型コロナウイルスのワクチンの先行接種が始まりました。
河野大臣は「 約4万人の医療従事者に、あすから接種を開始致します。この4万人のうち約2万人の医療従事者に継続的に観察日誌を記入して頂いて、接種の安全性についての調査を行うことになります 」との事。
ワクチンの安全性や効果が信頼のおけるものならばワクチンを切望する医療従事者よりも一般(軽信的な)の方よりも先に重症化しやすい免疫力の低い高齢者(政治家)が最初の対象ならば、今の日本に必要だからこそレポートも濃密で適切な内容が取れ、「段取り」はスムーズに進んだのではないかと感じる。
欠員が出た場合の影響が大きい医療従事者で「接種の安全性を確認」するのはどうだろうという見解と、感染最前線に届けるのが何よりも優先という見解もあると思うが、どちらの意見も「接種したことによる不調」や「免疫力を無視した感染」は無い事が最低条件のようにも思える。
Norway Moves to Calm Vaccine Anxiety After Elderly Deaths – Bloomberg
In Norway, 33 people aged 75 and over died following immunization, according to the agency’s latest figures. All were already seriously ill, it said. The Scandinavian country has already inoculated almost all of its nursing home population, with more than 48,000 people vaccinated as of Monday afternoon. -リンク先一部抜粋
日本でもニュースになりましたが、スカンジナビアの老人ホームで48,000人が接種、75歳以上の方33人がワクチン接種後に亡くなっています、原因はワクチンによるものではなく、余命数週間~数か月の方にも打ったようで、すでに深刻な病気があったとしています、日本では「受ける事が出来ない人」に重い急性疾患を持っている方があるので高齢者といっても全員に打てる訳ではなさそうですね。
このノルウェーの1月半ばのワクチンと今のものでは中身は違うかもしれませんが、実際に打った方々の情報として持っていた方が良いでしょう。
━━ ワクチンについて ━━
ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
では本題のワクチンは「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」というもので
「SARS-CoV-2ウイルス」が細胞へ入るために必要なタンパク質の設計図となるmRNA、を、脂質の膜に包んだ薬。
(COVID-19は病名で、SARS-CoV-2はウイルスの名前のようです。)
接種してワクチンが細胞に取り込まれると、「ウイルスに罹った」状態が作られ、体がウイルス抗体と免疫を作る為、感染の予防ができる。
と、考えられているようです。
弱毒化したウイルス>無毒(擬似的)ウイルス感染(mRNA)>不活性化ウイルス
という順で効果があるようです、弱毒化した生ウイルスを取り入れた方が抗体が出来るのは速いんですね、それだけ体は拒絶するという事なのか。
今回のワクチンは筋肉注射で肩に打ちます、厚生労働省によると十分な免疫ができるのは2回目の接種を受けてから7日程度経って以降とされているようです。
2度目は1度目から3週間の感覚で行う為、1度目のワクチン接種から4週間経過以降に免疫ができるという事ですね。
副反応
頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等。
まれに起こる重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー。
Q4-2 これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。
>>ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、まとめられています。
Q4-3 副反応が起きた場合の補償はどうなっていますか。
>>予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。
予防接種健康被害救済制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
以下表はインフルエンザワクチンの予防接種による死亡例ですが
因果関係が認定された場合は迅速に救済されますが、救済措置はあくまでも認定された場合に限ります、↑の表でも疑い報告でそう疑われると報告された例ですので、認定されるとなるとかなりハードルは高いように思えます。
努力義務
ワクチン接種に対して努力義務という言葉が出たので考えてみましょう。
日本の法制上「〜するよう努めなければならない」などと規定され、違反しても刑事罰や過料等の法的制裁を受けない作為義務・不作為義務のことである。
~ウィキペディアより一部抜粋
この努力義務自体には法的な拘束力は無いようですが、対応(努力)をしない事によって損害を受けた第三者から賠償請求されたり、行政指導を受ける可能性もあるようです。
例えば
Aさんはワクチン接種は努力義務だと知っているが、接種しない、対応しないことを公言した、その後嫌がらせを受け、隣人の家も被害が出た。
作為的な努力義務違反によって被害を受けた隣人から賠償請求をされた。
…なんてこともあるかもしれません。
メディアではワクチン接種を受けなくても差別が起きないように徹底する等の報道をしていますし、まだ医療従事者や高齢者の段階ではそのような問題は起きないかもしれませんが、自分を含めた周辺でこのようなことが絶対に起こらないとも言えません、その時にパニックにならないように準備しましょう。
しかし、新型コロナ(COVID-19)は世界が歴史的な騒ぎになる病気でありながら、〇〇クラスター、例えば「夜の街」だと感染経路が全員不明だったと報道されます、これが歴史的な恐ろしい病気なら感染経路は割り出すべきではないのだろうか、世界の問題であり国難なのならば、本当の感染者は誰で、どの経路だったのかを明確にして規模を縮小していくべきであるはず、「感染拡大」が国民に伝わればデメリットの方が多いのではないだろうか。
ワクチンを全員が打てばコロナ過は収束だろうという希望もワクチンがどの程度変異を続けるCOVID-19に効くかは分からない、ワクチンは打つが、他者に感染する可能性が無いとは言えない、当然マスクは外せない、打たない人もいる。
アレ?状況は変わっていない…?
私は医療従事者でも科学者でもありませんが、自分の体に入る物ですから
他人事ではなく、自分の事として考え、打つのか打たないのか、調べ、考え決断しようと思います。