メインバンク千葉銀行さんに新札の問い合わせをしたところ、2024年7月4日の休憩明け、準備後13:00から配布開始という事で午後イチでお邪魔しました。
休憩明けは12:30なのでとりあえず待機、すぐに対応して頂けたので13時より先に受け取る事が出来ました、やったぜ!
連番で並ぶお札たち、うむ、こんなん出来るの今だけ、美しい。
いや~こういうタイミングはなかなかありませんからね、乗れるなら乗っておこうの精神で受け取ってきました。
なんか硬い?というかしっかりしている、素材が違うのかな?
2024年7月3日から変わった新札、
1万円は渋沢栄一氏、左枠の3Dホログラムが面白い。
そして文字、特設サイトでは「年齢や国籍を問わず多くの人になじみのあるアラビア数字による額面表示を、旧券よりも大きくしています。」との事。
5,000円は透かしの場所も変えたんですね。
フォントが…なんだろうこれは、あんまり見た事ないフォントですね。
游ゴシック(UI)とかが近いのかな?今までのドルと同じようなフォントの方がデザイン性・視認性共に高かったように思います、1,000円と10,000円区別しないといけないほど分かり難いという事も無かった気がしますし、なぜだろう?
現金派の人達に「もう現金も変わっちゃったし電子マネーにするか」という促し的な意味もあるのかな…
見てください、千円札の「1」を。
数字というか棒です、1と0も近いのでむしろ認識し難い気がしますし、3Dホログラムも相まってオモチャ感がヒシヒシ。
慣れるまでそういうもんなんでしょうね。
あ、ついでにせっかく新札があるので重さ計ってみました。
どうやら全部1gらしい?のですが
1枚1.1g
10枚10.6g
20枚21.2g
30枚31.8g
40枚42.4g
50枚52.7g
…
もういいか、1枚平均1.05~1.06gほどですね。
紙だし湿度で多少変わるらしいです、新札は持った感じ固めだし旧札より重いと感じましたが、ついでに計ってみた旧札とほぼ変わりありませんでした。
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こうして定期的に新札にする目的は「偽造防止対策の強化」という事ですが
券売機は新札を使えない旨表示しなければならないし、店舗はお札を用意しなければならないのでセキュリティ面でも不安が発生しますし、
POSレジに連動する自動釣銭機が対応機種でなかった場合、新端末自体のコストはもちろん、連動させるコストやアップデート費用が引くほど発生します。
補助金や助成金はあるようですが、大体上限として半分程度。
偽造されて損害が出たとするとお札のせいですので発行する側としては定期的に刷新したいと思いますが、ならば使用を促す為にも旧端末を回収する形で対応端末を提供してもらいたいものですね。
昭和59年(1984)に夏目漱石(千)、新渡戸稲造(五)、福沢諭吉(万)。
平成16年(2004)に野口英世(千)、樋口一葉(五)、福沢諭吉(万)。
そして今回は北里柴三郎(千)、津田梅子(五)、渋沢栄一(万)。
来年お年玉をもらう小さな子供たちはこのお札が「子供の頃のお金のイメージ」になるワケですね、いやはや面白い時代を生きてるなぁとしみじみ。