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【メールが消えた場合の対処】OneDriveという名の巧妙な罠のお話。

「急にOutlookのメールが全て消えて初期化された」

という怪事件がお客様を襲ったらしいので、お邪魔してきました。

詳しく聞いてみた所、アドレスも今まで届いていたメールも何もかもなくなっており

Microsoft

こんな状態。

メール画面は開くも何も無いという状態だったようです。
何をどうしてそうなったのか本人は当然分からず、調査する事になりました。

これは…

コイツですね、原因。
前にバックアップしたら色々おかしくなった!と同じような事があったのでうっすら覚えていましたが、まだ解消されていないのか…。

えー、どういうコトかと言うと

① OneDriveの通知がしつこいので「OneDriveに保存」を選択してしまう。

② OneDriveはデスクトップ、ドキュメント、写真にあるファイルを「OneDrive」というフォルダを作ってそこに格納し、以後クラウドに同期するようになる。

③ しかしドキュメントにあるメールのデータファイル(PST)は名前だけコピーするだけで中身はスッカラカンなので何も表示されない。

と、こういうコトでございます。

解決方法としては

◆ メールのデータファイルを再度選択して設定し直す。
◆ バックアップを止める。

…から選んでもらう感じでした。
で、今回はメールを再設定して様子見。

しつこく通知されたらそりゃいつかは触っちゃいますよね。
Microsoftの通知だし大丈夫かってクリックして時間使って同期させたらメール全部消えるんですから、悪夢ですよね。

しかも5GBまで無料で、それ以降は有料になるってんですからヒドイです。

クラウドに完全同期して、触る度に保存されてしまえば運用面で問題が出るのは火を見るよりも明らか。

わざわざ複製を作ってファイル数増やして非効率になるのに、速度は遅くなって、容量でお金取られて、非効率…って。

今回相談を受けた方からすれば

「当然かもしれないけどネットやってくれた業者に頼んでもダメだったし、パソコン依頼したお店に頼んでもダメ、家電量販店も取り合ってくれないし家族や知り合いに聞いても答えは出なかったけど、毎日使うものだから本当に困っていた。」

との事。
時間にして30分ほどでしたが、お役に立てた30分だった気がします。

早く終わったのは良いのですが、結局そのあと30分ほど立ち話した所で「良いんですか?私多分ずっと喋ってますよ?」とお伝えした所、

笑いながら次の仕事の依頼を受けた上で追い返されました。
ああ、こんなんが一生続けば良いなぁと思う充実したヒトコマでした。

ではでは。

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