今月4日、自民党の総裁選挙にて高市早苗氏が総裁に選出されました。
初の女性首相という事で…歴史的瞬間に立ち会えそうですね。
初回開票では林氏134票、高市氏183票、小泉氏164票と接戦でしたが、いわゆる「民意に近い」とされる都道府県票や党員算定票などの地方票では、高市氏優勢。
衆参合わせて自民党の国会議員数は現在295名とのこと…思えば、コロナ前には400名に迫る勢いだった自民党ですが今は…なるほどこれも民意ですね。
総裁選1回目は議員票で小泉氏がトップ、次いで林氏。
地方票で高市氏がぶっちぎりのトップというスタート。
1回目の投票では、議員票では小泉氏がトップ、次いで林氏というカタチですが地方票では高市氏がぶっちぎりでトップという構図。
決選投票では、麻生氏が党員票(党員算定票)が最も多かった候補を支持するといった発言をしたこともあり、議員票が高市氏に流れる展開に。
さらに都道府県票では47都道府県中36県で高市氏が1位、得票率は75%以上。
併せて考えれば小泉氏のステマ疑惑、以前からあった発信力に対する課題、討論会での発言・カンペ問題などもひどかった…というか任せられない感がにじみ出ていましたし、テレ東の討論会で小泉氏は増えた税収をどう活用するかという話をされたようですが、実際に上振れている税収の活用方法が決まっていないかのような発言。
もしも自民党というイチ政党が扱える権限があるのであれば財源が不足しているから増税という話はそもそも何だったのか、国民負担の正当性は?
今、崖っぷちの自民党員たちは「若さと将来性」よりも「今の自民党を任せられるかどうか」で判断したのではないかと思います。
現在高市氏は内閣総理大臣の辞任待ち…で良いのかな?
首相官邸ページによると石破総理は既に辞任を公表しているので、あとは天皇陛下の認証を経て高市内閣が発足する流れでしょうか。
気になるのは「財務大臣人事」と「年内減税」
最大の注目ポイントはやはり財務大臣。
私は積極財政派である高市氏の政策実現のカギはここのポストが誰になるかだと思っています。
さらに自由を制限する恐れがあるとしてスパイ防止法にも反対、中国企業関連の汚職疑惑の現外務大臣岩屋氏、ここが誰になるのか、年内減税の動きはどうなるのか。
大転換期となるか2025年、続報に大注目です。