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東京五輪開会式、『ゲーム音楽をオーケストラで』『まさかの長嶋監督』『橋本氏の英語・フランス語〆』

どれも素晴らしかったですが、徐々に速度を上げながら回っていく花火は圧巻。
アナログにはかなり難しいと思いますが、火薬量はまさに職人技、周囲の花火大会も中止となり、花火は夏の真中の風物詩です。
無事に終了し、職人さんもホっとしている事でしょう、お疲れさまでした。

各国選手団の入場行進曲

ゲーム音楽をオーケストラで。
ドラクエの序章テーマやクロノトリガーのワクワクするテーマソング、ロマサガやFFの勝利時、モンハンのフィールド初入場時の音楽等30代半ばの「男の子」達は感慨深い気持ちとなったのではないだろうか。

若い選手たちがどう思ったかはわからないが、RPGの主人公(勇者)となり「冒険に旅立つ」「勝利する」「立ち向かう」「英雄譚」をイメージさせる楽曲は、
選手達のオリンピックに参加する事への誇らしさ、責任、高揚、挑戦などの心境を高めるには男女問わず適していたように思う。

選手団が入場している時に入れるコメントが「先日の試合で日本は1-0でこの国に勝っています」とか「大坂なおみの父親の出身地」、八村塁の父親の事も言ってたかな?とか、こういう紹介の仕方って浅慮だなぁと思う。
その国の選手の特徴に触れるなら分かるけど、日本の選手の親の出身地とか…自分で言っていてわからないのだろうか、もし日本がそのように紹介されたら「あの国は日本をばかにしてる」「配慮の無い紹介だ」と騒ぎ立てるだろうに。
日本偏向は見ていて気持ちの良いものではない。

長嶋監督の奇跡

国民栄誉賞第一号の王さんは81歳とは思えない健康なお姿。
長嶋さんは脳梗塞で倒れ、回復されていたがまた何らかのあり入院され、セレモニーの時のようなしっかりご自身で立っている姿はイメージ出来なかったので、とても衝撃的でした。
松井さんの補助も力強く優しく、3名全員が国民栄誉賞受賞者(後ろの吉田沙保里氏も)、杖も補助器具は使わず、なるだけ自分の足で立ち、数mゆっくりと進み、王さんが長嶋さんに聖火を渡し、松井さんが支える。
聖火が繋がれた瞬間の笑顔は、憑き物が落ちたような、念願が叶ったような不思議で素敵な笑顔でした。

今の体調でONに挑む精神力、昨日一日、数分の為に費やしてきた時間はまさに選手たちのそれだった事でしょう、本当にお疲れさまでした!

橋本聖子氏の挨拶、3か国語での締め

「ありがとうございます、メルシーボクー、サンキューベリーマッチ」

どのような意図でこう締めたのかは分からないが、206か国が参加し、様々な言語がある中、公用語の多さから英語はまだ分かるが、なぜフランス語『だけ』なのか。

もちろん次のオリンピック(2024)がフランスだという事は分かっている。
バッハ氏が「開催出来たのは日本の皆様のおかげ」「謹んで、天皇陛下にお願い申し上げます」という日本語を使用したのは日本で開催するからであって、橋本氏のそれとは少し違う、なんだろう、ささくれが見えてしまったから気になるみたいな不思議な違和感。

この後のバッハ氏の長めスピーチ後、陛下が開会宣言してるのになかなか立たない菅さんと小池さんへの違和感からここにも違和感を感じてしまったのだろうか、ふむ。

しかし後はもう選手達が各種目をやりきるのみですね。
無事に終了する事を祈ります。

ではでは。

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