今回はデルのビジネス機、2017年の中頃のマシンですね。
この頃はintelの廉価品最盛期ですね、CeleronやPentiumブランドのCPUも高速でシングルコアパワーも程よく高いのが多かったですね~。
スペックはこんな感じ。
CPU:プロセッサ Intel(R) Pentium(R) G4400 3.3GHz 2C2T
RAM:4GB(DDR4-2400/PC4-19200)
Windows 10 Home(元はWin8)
おっと、ここでもうDDR4になってますね。
2400が差されていますが、G4400の対応はDDR4-2133までなので1段階オーバー。
動作電圧は低下し、データ処理は倍以上。
ちなみに現行のDDR5はさらに倍以上、今年中に発表され2026年には使えるようになる予定のDDR6はさらに倍の予感。
高速で効率化を計るのは素晴らしいですがどんどんとんでもないコトに。
フロントはSDカードリーダー、オーディオ、USB3.0×2
リアはマイク&オーディオ、VGA、HDMI、USB2.0×4、LAN。
と~ってもシンプル。
拡張性はアレですが、分解は簡単。
黒いプレート止めているネジを2本外すだけです。
かなりしっかり納められていますね、ロープロファイルの拡張ポート×2以外は触るな感があります。
電源拡大。
80PLUS-BRONZE、180W。
HDDを外す場合は
フロントのツメを均等に軽く上げると
パチンと外れます。
さらにHDDの部分は赤枠のネジを外せば矢印の方向へスライドで外せます。
こんな感じに。
DVDドライブを外したい場合は、黄色い枠の固定部分を外せば持ち上げられます。
PUSHと書いてあるので押してみましょう。外れます。
と、言っても気になるのは…
SATAは2つ、無線用のM.2スロットとメモリが2スロットあるぐらいか。
狭い方が3pin出ているのでAとA+Eに対応しているのが分かりますね。
しかしなんで無線用とストレージで形状分けたんでしょうね、転送速度が過剰なのはわかりますがそれならジャンパピンのようなもので対応すれば良かったのに。
ストレージの方もBとMで分けるから付いたり付かなかったり…ややこしや~。
まぁPCIの拡張はどのマザーボードにも大体ありますからNVMeなストレージとして追加は出来ます、安定性やドライバアップデートにWindowsUpdateなどで「起動しなくなるかも」みたいなリスクを受け入れられるのであれば古いPCも普通に使えるようには出来ると言えそう。
昔はRAMディスクとか言ってメモリにそのままOSぶち込んで超早いけど当然RAMだから電源落としたらデータ全部消えてるみたいなのが流行った時もありましたし、今ならDDR4(PC4-25600なら25.6GB/s)でPCIE4.0のNVMeの7GB/sの3倍以上ですから変態アズロックあたりが放熱とストレージ性を考えた上で「RAMをストレージにしてみたよ!」とかあったら絶対買うのに。
たいした作業をしないビジネスPCなら間違いなく最強。
運用としてはストレージとして登録した分の半分しか使用は出来ず、その半分はシャットダウン時のバックアップに使用させる、基本は半スタンバイみたいな状態。
そもそもRAMは理論上寿命はありませんので、TBWとか気にする必要もありません。
バッテリーが切れたらデータは全て消えるのでボタン電池なり電源内のバッテリーなりで対応する必要はありそうですが超速のPCが出来上がります。
今度まとめてASRockあたりに要望出してみようかな~。