はい、今回はNECのノートパソコン「PC-GN212JFAF」をバラしてみます。
NECのパソコンにつけられているLAVIEという名称はフランス語で生活、人生という意味があり、パソコンの所有者の生活、人生の一部となるような意味を込めて命名されたそうです。
そのワリにはというかそれならなぜこれをチョイスしたのか…?という構成だったりします、バラしていきまっしょい。
とってもシンプルなカバー。
お、キーボードから外すタイプじゃない。
裏からのみでゴムに隠しているのも無いですね、ステキ。
1番ネジが13本、赤い丸はディスクドライブが止まっています。
裏のプレートを取るのに邪魔なのでスライドして外しておきましょう。
さて、「ドキドキパキパキくいくいタイム」スタートです。
まずは不要なプラスチックカードかピックかマイナスドライバーか何かで中心部分を開ききっかけを作ります。
あ、ディスクドライブのところはツメで引っかかっているだけなので外せますが、キツめに噛んでいる場合はディスクドライブのプレートのツメを折る場合がありますので、フロントから少しずついくと負荷は最小限でイケると思います。
開くギリギリまで差し込み、少しだけ開く方向に力を入れれば「パチッ」という音と共に少しずつツメが外せます。
ディスプレイのヒンジ部分の掛かりが外れたらディスクドライブの方のツメが自然と外せます。
とってもシンプル。
お、M.2スロットありますね。
おや、ブルーレイ対応ドライブなんだ、6倍対応だし珍しい。
メインストレージが5400RPMのハードディスク。
サブストレージで記録担当とかなら分かりますが、これで起動させたり諸々の処理をさせる事を考えるとどれだけその他が高機能でもどうしようもありません。
HDD自体は悪くないのですが、それは外付けとかメインでない場合のシーンにおいてのみで明らかにミスマッチ、なんでこれにしたんだろう…。
バッテリーはレノボのL18M3PF2。容量は3175mAh。
INTELの9560NGWに…
ん?一枚差しで4GB?8GBあったから…あとは内部メモリか。
バッテリーのL字部分にM.2スロット、他の所無かったのかな…。
今回はキオクシアさんのSSD。
ちなみにKIOXIAは旧東芝メモリの子会社、海外っぽい雰囲気の名称ですが国内メーカーだったりします。
シーケンシャルリード3,400/ライト3,200(MB/s)の良SSD。
M.2スロットにはネジが付属していませんが、HDDの赤い丸部分のネジを流用する事が出来ます。
HDDの方は一本止まっていれば問題ありませんので、流用しちゃいます。
うんうん、それなりに出ているようで何より。
無理矢理Win11にしたのでその辺が影響してそうな気もするけど…まぁいっか!
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というワケで「PC-GN212JFAF」でした。
PCIeのM.2スロットがあるのは素晴らしい、4GBの内蔵メモリが気になりますが超スペックでぶん回すタイプの端末ではないので問題無さそうです。
5400rpmのHDDが目的に沿ってない感がすごいので、M.2を用意しているなら低容量でメイン部分のみ担当させ、サブストレージとしてHDDにすれば廉価型にしても評価は高まるし、高価格帯も狙いやすい気がする。
これはユーザー側の意見ではないが壊れる余白を残しておけるし大手メーカーとしては悪くない手のような気もしますが、M.2SSDが保証期間持つか分からないという事だったのだろうか、不思議だ。