今回Switch2と接続する為に用意したAVerMediaのGC553G2をOBSstudioで表示させていたところ、結構なプチプチ音が発生したので解決するまでの備忘録。
本記事はOBSとがっつり戦えない、でもその場で解決したい!という私の為のやっつけ解決です(ぉぃ)ので、OBSを正しく設定できる方はそっとブラウザバックで閲覧していたサイトにお戻りください🙇♂️
環境
OS:Windows11Pro
メモリ:DDR5-6000(64GB)
ストレージ:シリコンパワー US75
ソフトウェア:OBS studio
キャプチャー:AVerMedia GC553G2
Switch2からは純正のHDMI2.1ケーブル、GC553G2からPCへはUSB3.2Gen2ケーブルを本体背面のUSB3.2Gen2対応のポートへ直接接続。
OBS設定
ソースで受けている映像キャプチャデバイスの音声ミキサーにはキャプチャしたデバイス音声モニタリングをオン(カスタムではなくデフォルト音声デバイス)。
音声サンプリングレートはそれぞれ48kHzで統一。
なぜ純正ではなくOBSを使っていたのか
定番だからという事もありますが、細かな設定が可能なのも選択しのひとつとしてありました。
その分…というか当然ですが細かく設定が出来るほど専門的な知識、技術やノウハウが必要となります、ここら辺の知識は浅いので設定自体は出来ますが機材選定が甘かったら根本的にダメなのでもうどうしようもありません。
オーディオのノイズの場合はケーブル自体の性能は当然ながら周囲の環境、ミキサー、EDIDエミュレーターやHDMI分配器など状況によって選定するものが増えます。
それほど高品質でなくともシンプルに各サイトの条件に従って配信プレイをするだけであればそう難しい事はないのかもしれません。
しかし私はただただプレイを楽しみたいので、プチプチプチ言うのは耳障りだしなかなか直らないしでとても厄介でした。
ノイズの発生状況(ジー音・プチプチ音)
ノイズはホワイトノイズ感のある「サー」と「ジー」の間のような音と、音の間で鳴るプチプチッ!プチ!というプチプチ音。
これは常時鳴り続け、録画中だろうがプレイ中だろうが関係なく発生します。
試した事
・OBSの設定変更
・サンプリングレートの統一(48kHz)
・USBケーブルの交換、ポートの変更
・Switch2からLINE入力で直接音声取り込み→カスタム音声デバイスで設定
・イヤホンの交換、有線、無線接続共にテスト
以前エミュレーターを設定した際に小さなプチプチ音と結構な音ズレがあって、音声のバッファサイズを調整したら直った事を思い出して設定しようとするもOBSには同様の設定はなく断念。
で、この程度では改善しませんでした。
そもそもPCにPCI-Eで接続するタイプのキャプチャーボードを接続していれば良かったのかもしれませんが、今回はGC553G2が手元にあるのでこれを使いたい。
とりあえず純正ソフトを使ってみようと起動…すると
AVerMediaのデバイスを管理するアプリAssistCentralで設定できる「Streaming Center」というソフトウェアを使ってみることに。
設定はそれほど多くありませんが全画面プレイしながら録画出来るので問題なし、音声もOBS同様画面と同じデフォルトの音声取り込みですね。
とりあえずノイズがもっともひどい部分をプレイしてみたところ
え…ノイズが消えた…?
なんとノイズがキレイさっぱり消え去っているではないか。
あ、でもちょっといるか、もっともひどいずっとプチプチいってたやつが3分に1回プチっていうぐらいの頻度なのでもう何も気にならないレベルですがいるはいる。
音質の安定性
とりあえず30分間録画してみましたが、問題無し。
音もズレないしちゃんと綺麗に取り込めています。
やったぜ!
操作性の違いと結論
OBSに比べれば細かな設定はほとんど出来ないので、OBSに慣れている人ならOBSでちゃんと構築した方が良いでしょうが、プレイをちょっと録画したり純粋にプレイを大画面で楽しみたい方なら全く問題無し。
USBでのキャプチャ環境だとソフトウェア選びが音質を左右するという事を学びました、いや~時間かかった。
そもそも論ですし最初にも書きましたが、OBSできちんと設定できる方はこんなやっつけ解決はさせないで正しい知識で正しく設定しますよね。
この記事はOBSにそこまでのめりこめないけどその場で解決したい人の為のやっつけ解決です(ぉぃ)のでOBSプロの方々は生温かくブラウザバックして頂けると幸甚です。