いつもの古民家洋食屋さんで食後に出てきたリキュールワイン
「GRACEFUL(グレースフル) 優雅」
日本酒を製造している所が作ったワインというだけでもテンションが上がります。
ヴァンドリキュールという酒精強化ワインで、未発酵のブドウ果汁にアルコールを添加して熟成させて作るとの事ですが、日本酒よりもシンプルなので酒製造の高度な技術を以って作られたであろう至高のリキュール。
ロマネコンティの重役がたまたまこのお酒を飲んで
「この様な素晴らしいリキュールがジャポンにあったのか!!」
と感動され、会長ともども醸造元である高木酒造へ来日。
世界特級のワインメーカーをうならせたリキュールですが、そもそも量産出来ないので品薄になる事もあって知ってる人だけ分かれば良いというスタンスが素敵。
濃縮されているようで美しい色、濃い紫と薄い茶の間のような不思議な色でした。
リキュールワイン自体が日本ではそれほどメジャーではなく、初めて飲みましたがとっても強烈、アルコール度数は21度未満…20度は確実にありそうな強さ。
しかし鼻抜けが心地良く、静かに舌に残る刺激、最高です。
確かにというかこのワインは主張がとっても強いので食前食中にいただくものではなさそうな気がします。
食後に出てきて会話しながら無くなっていく。
そんな優雅なワインとの出会いでした、ごちそうさまでした。