車両登録は一時期仕事で携わらせて頂いた事があるので一連の流れは分かるようになりましたし、どこかで問題があっても対処出来る程度には慣れました。
で、申請に行くたび思います。
「車の登録、人の手多すぎ問題」
ナンバーはアッチで申請はコッチで手数料納付はソッチでA棟で書類受け取ってからD棟で税申告して戻って行って帰って戻ってナンバー受け取る前に付いてるナンバー外して…あ、車庫証明は所轄の警察署か…。
大丈夫大丈夫こんなのへっちゃらへっちゃら
HEAD-CHA-LAAAAAAAHHH!!!
大丈夫なことあるか!めんどおオ゛ぉい!(っ´∀`)╮ =͟͟͞͞ 書類
前からそうですが、なぜネットで事前に資料作らせて1カ所持って行かせるだけで済まさないのか意図が読めません。
ついでに移転登録の場合は自賠責保険も別でやらないといけないし。
まぁそんなワケでタイトル通り「法人が法人に移転登録」って時の備忘録です。
注意:
申請中旧車検証はもう渡してしまって手元には無いのに、旧車検証の情報が必要になります。
税申告で旧所有者の氏名、住所を書く部分があるので写真を撮っておくなりコピーを取っておきましょう。
車庫証明の申請
車庫証明の申請には営業日で2~3日必要です、所轄の警察署へ申請に行きましょう。
車検証は必要ありませんが「車名、型式、車台番号、車のサイズ」は必要です。
で、状況によって必要な書類は変わりますが
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所標章交付申請書
・保管場所使用承諾証明書
・保管場所の所在地・配置図
(所在地は省略できる場合もあるが配置図は必須。)
とりあえずはこんな感じか、自分の保有している土地なのか賃貸なのかで用意する書類は違うので確認しましょう、特に印鑑がキチンと捺されているかは要確認。
所轄の警察署のサイトからダウンロード出来ると思います。
費用は申請に2,100円、標章代500円で合計2,600円分の印紙が必要です。
印紙は申請する場所の隣で購入して申請書に貼りつけます、最近は電子決済も出来るようになった警察署もあるようですね。
受取時はサインが必要な場合もあるようですが、私は求められた事はありません。
車庫証明の有効期限は1ヶ月しかないので、早く取りすぎても無駄になる場合がありますので留意しましょう。
希望ナンバーの申請
希望ナンバーがあればこちらも申請日から営業日で5日程度かかります。
希望番号はネットで申請、支払いまで可能です。
申請内容としては
・本人情報、連絡先を入力
・自動車の種類、状態、使用の本拠
・希望番号の入力
・支払方法の入力
車台番号の入力があるので、車検証もしくは登録事項等通知書みたいな確認の取れる資料があれば大丈夫です。
ちなみに標板の大きさは一般車なら中型2枚。
費用は交付手数料として4,240円と振込手数料が支払い方法によってかかります。
車庫証明を受け取って所轄の運輸局へ。
もう陸運局とか言わないのかな?先輩に教わった呼称で染みついているので陸運局と言ってしまうしそれで通じるしまだ大丈夫!正確には地方運輸局、運輸局ですね。
警察署から車庫証明を受け取ったら運輸局へ向かいます、到着したらまずは希望ナンバーの交付所で「希望番号予約済証」を受け取りましょう。
・移転登録の申請OCRシート
・旧所有者の車検証
・相手の法人の印鑑証明書
・自分の法人の印鑑証明書
・譲渡証明書 (相手の印鑑が押されている事を確認)
・委任状(相手の印&委任者である自分の住所、名前を確認)
・受け取った車庫証明
・希望番号予約済証
印鑑証明書は発行3ヶ月以内なので注意。
を、まとめて申請窓口に提出します。
しばらくすると新しい車検証を発行してくれます。
申請は移転登録だけではなく、様々な車両の申請は自動車保有関係手続のワンストップサービスなる国土交通省の運営するサービスを利用すると良いです。
手書きで車台番号などの慣れない英数字の羅列を書くのは間違いも起きやすいという事もありますが必ず入力しなければならない特殊な住所コードの入力が紙をめくって探して…という手間が無くなるのが大きいです。
東京なら13とか〇〇町なら1350とか謎の住所コードを検索してくれます。
車検証を受け取ったら税申告へ
また別棟、今度は「自動車取得税・自動車税の申告書」を提出します。
旧車検証はもう手元に無いのに、
旧車検証の情報を参照する部分があります。
ウソみたいなトラップ。
旧所有者の氏名、住所を書く部分があるので準備にはご注意ください。
しかも記載する内容は車検証ほぼ全てみたいな内容なので、結構書くのも大変です。事前に書けるところだけで良いので作成しておくと良いかもしれません。
移転登録の場合は自動車の取得価格を書く必要はありません。
燃料の種類より下は書かないでも良いし、ダメなら受付のお姉さま方が強めに訂正ハンコを押しながら色々教えてくれますのでよく聞きましょう。
ナンバーを受け取り封緘を交換して待とう
税申告が終わったら希望ナンバーの交付所へ行き、申請書類全てを渡します。
「そこにドライバーがあるからナンバーを外してもってきて」
と、言われるのでナンバーを外しましょう。
封カン外すの最初本当に怖かったな…
今はもうどこまで交換してくれるか分かったし慣れっこ🌱
中心のネジを避ければどこでも良いのですが、私は端からの方がめくりやすい。
マイナスドライバーを上下にグリグリと押し当てます。
叩くとズレる気がするので私はグリグリ。
うっすいアルミ。
外したナンバーを希望番号交付所へ持っていきます、外した封緘は大体貸出ドライバーが置いてある場所にカゴがあるのでそこに入れさせて頂きましょう。
あとは受け取った封緘と希望ナンバーを持って取り付けにいきます。
元から付いていたネジが長いネジの場合、もらえるネジだと長さが足りない場合もあるかもしれないので、ナンバーを取り付けるまでは持っていましょう。
取り付けるのはそんなに難しくありませんね、押さえて止める。以上。
ナンバーを取り付けて待機していると巡回担当者が封緘に最後のプレートを取り付けに来てくれるので、処理してもらいましょう。
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自分の車を自分で処理したい、が、誰しも初めては上手く出来るか不安でしょうから、こうした記事によって救われる方がいると嬉しいなぁと思います。