さて、今回はHPのデスクトップ「HP Pro SFF 280 G9 Desktop」です。
なかなかの良コスパマシンですね、前に分解したレノボ570iは
i5-12400、8GB(3200)、512GB、GOLD電源260Wで75,000円ぐらいでしたが
今回のProSFF280は
i3-12100、8GB(3200)、256GB、GOLD電源180Wで53,000円ぐらい。
i5-12400に比べてi3-12100は値段も性能も70%程度ですが、オンボードグラフィックは同じモノですし、12世代CPUでそもそも高速でビジネス用途には必要十分だからストレージ容量の方にお金をかけられると考えるか、費用よりも操作ストレスが無い方…処理速度の速さを考えるかといった所でしょうか。
ちなみにM.2スロットはGen3.0まで対応。
接続されているSSDはGen4.0対応だし、メモリは3200対応ですがどちらも性能を活かしきれていませんね、今後換装すると考えれば悪くはない気もしますが。
NVMeSSDのおかげで39,800円のG6900構成でもちょい使いであれば問題無いように思います。
外箱と付属品
新品の箱はテンションあがりますね~
本体、保証書、電源ケーブル、マウス、キーボードがそれぞれ収まってますね。
しっかりしたダンボールですが、隙間がありすぎて揺れには対応していなそうです。
三芯電源、二芯変換アダプタは無し。
マウスは「HP Wired Desktop 320M Mouse」に
キーボードは「HP Wired Desktop 320K Keyboard」
外観
フロントパネルが特徴的。
薄型DVD
オーディオ
USB3.2 ×4
バックパネルは
ライン入力とオーディオ用
HDMI、VGA
USB2.0×4
LAN
背面のUSBは2.0なんだ…。
開けるのはカンタン、大きいローネットネジを外すだけ。
下にスライドすればOKです。
分解
黒いプレートを外す為にフロントパネルを外すのですが、DVDドライブが邪魔になり外せないので
1.DVDドライブのSATAケーブルと電源を外す
2.DVDドライブを外す
3.フロントパネルを外す
の、順でいかないとフロントパネルのツメは折れると思うので注意しましょう。
薄型DVDドライブおなじみ「GUD1N」。
外したら黄色の部分を矢印の方へ押し込みながら上に持ち上げましょう。
ぱかーん。
電源は「PA-1181-3HK」80PLUS GOLD認証の180Wです、
拡張する予定も無いし細く長く使ってもらいたいのでGOLD認証以上は欲しかった。
ストレージは「KBG50ZNV256G BG5」
Gen4.0対応のステキSSDですが、容量は256GBと少なめ。
このマザーボードの対応転送モードは「PCIe3.0×4」なのでGen4.0の恩恵は受けられませんが、付属のSSDはリード3400MB/sライト1900MB/sです。
今回はサムスン970EVOPlusの1TBを接続しましたが、こちらはGen3.0のままでリード3500MB/sライト3300MB/s。
Genも要確認事項ではありますが、SSD自体の性能も大事ですね。
メモリはPC4-3200の8GB。「MTA8ATF1G64AZ-3G2R1」
公式のスペック表を見る限り1段階低い周波数帯のようですが…?
接続されているのもPC4-25600なメモリだし、
タスクマネージャーでも3200MHzと表記されており、
動作クロック表示は1596.1MHz、3200が正解か。
スリム型なのでロープロ。
PCIe4.0のx16スロットと、PCIe3.0のx1スロット。
3pin電源。
ワイヤレス用のM.2スロット(2230)
コンパクトながら必要な機能は一通り揃っている良きPCですね。
電源も筐体もグラボ差したい人向けではありません、Officeを別で入れられる人は特に安くて速いビジネスPCって感じで素晴らしい仕上がりです。
ストレージ換装する場合の注意点
SATAモードがRAIDになっているので、ただSSDを外して新しいSSDを差すだけでは認識しないので読み込まないでしょう。
HPのBIOS起動はF2やDELではない事があり、本機もその一つ。
電源ボタン押下後「F10」連打で管理画面を開き、SATAモードを「AHCI」に変更しましょう。
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というワケで「HP Pro SFF 280 G9 Desktop」でした!
しかしあれですね、NVMeの対応転送モードは色とかで分かったら便利だったのにな~、マザーボードを購入する場合は当然分かりますが、メーカーはスペック表にも載せていない事があったりします。
まぁむしろ換装して欲しくないし載せる必要無いか、保証無くなるし🤣
さぁ設置だ設置、何も問題起きなければイイな~。