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ウイルスバスタークラウドが超容量のログファイルで空いてる隙間を埋め尽くしてくる。

私はウイルス対策ソフトこそがウイルスだと思っているので使っていませんが、今日こんな依頼を受けました。

パソコンに何も入らなくなってしまった
(容量が無くなってしまった)

対策した内容を聞いてみると

Windows.oldを削除して、
一時ファイルで古いアップデート関係のファイル削除して、
配信の最適化ファイルも不要な写真も全部削除して

おお、ストレージの一時ファイル系を整理したんだ、良き良き。

これで容量が空くハズと思ったらすぐに容量真っ赤っか。
Windowsアップデートも止まっちゃう、減らしたのに画面では減っていない、よく分からないので見て欲しい。

そんなお話。

・・

・・・

容量系の時は簡単、何にどれだけ容量を割いているかを確認出来る
「SpaceMonger」という強い味方が…ってなんかダウンロードしようにも怪しいサイトばっかりですね、私が学生の時からあるような気がしますがもう更新止まっちゃったのかな。

久しぶりに自分のスペースチェック…あ、休止ファイル切ってなかった。

で、確認した所

原因はProgramData内、Trend Micro内のこのファイル

_Trend_Vizor_uiWinMgr_XXXXXXXXXX-XXXXXXXXX-XXXXXXXXXX-XXXX.log

でした。

ファイルに空きが出来た瞬間、再び限界容量までログファイルが増え始めます。

まさにウイルスの動き。

勘弁してくれ…。

ちなみにこれはアプリを止めて削除すればログファイルですからスっと消えます。
ウイルスバスター関連のプロセスを止めて削除すれば良いワケですが、再起動もしくはアプリが動き出せばまたログファイルは自動生成されます。

そしてまた容量いっぱいまで肥大化します。

なにこの地獄。

再インストールをするならインストールするドライブを小さくすれば良いのだろうか…通常使っているドライブとは別のところにインストールし、容量MAXになればそれ以上は書き込めませんから、大丈夫だと思うのですがこのウイルス(バスター)が何を考えているか分からないので断言は出来ません。

リスクを軽減し、保護をしてくれるはずのアプリがリスクになり、使用スペースを圧迫してくる、さらに言えばこの内容は昔から(5年以上前)あり、解決されていません。

この話は今日です、今も起きているのです。

Windowsのセキュリティはリスクに対して常に自動で更新されます。

ネットショッピングやネットバンキングが心配だって人もいるかもしれませんが、ネットバンキングは各社様々な対策を取られていますし、ネットショッピングも2段階のセキュリティをかけられるところがほとんどです、その上でまだ心配なら入れれば良いと思います。

しかし私は長い事パソコンを作ったり設定したりさせて頂いていますが、ウイルスに引っかかるのは「変なサイト」でYES→YESとよく読みもしないではいはい進めてウイルスを自分で入れてしまう場合やメールをよく読みもしないで脳死でクリックするタイプの人のパソコンに入っているケースがほとんどです。

攻撃する人に直接狙われたらどんな高セキュリティも意味はありません。
それほど攻撃者の方が有利なんですね。

さらに、

ウイルス対策ソフトを入れていたのに損害発生したぞ!からと言って賠償請求は通りません、こういう利用規約に同意していますから。

第3条 保証および責任の限定

トレンドマイクロは、本ソフトウェアおよびドキュメントについて、瑕疵のないことを保証するものではなく、これらについて瑕疵があった場合にお客様に生じた損害について、トレンドマイクロの故意または重過失に起因する場合を除き、トレンドマイクロは責任を負わないものとします。トレンドマイクロは、第4条に定義されるサポートサービスに関して、その利用により、お客様の使用するハードウェアの問題の解決、パフォーマンスの向上その他の特定の状態が作出されることを保証せず、また、サポートサービスがお客様の特定の目的に適合することを保証しません。トレンドマイクロは、お客様がサポートサービスを利用したこと、またはサポートサービスを利用できなかったことに起因するお客様の損害につき、トレンドマイクロに故意または重過失のある場合を除き、一切の補償をいたしません。トレンドマイクロは、本ソフトウェアまたはドキュメントの物理的な紛失、盗難、事故および誤用等に起因するお客様の損害につき、トレンドマイクロに故意または重過失のある場合を除き、一切の補償をいたしません。

トレンドマイクロ製品利用規約より

さらにインストールしたからパソコン壊れたって場合もダメですし、今回のように何年も前からトレンドマイクロ側に責任のあるような未対応、未解決の問題があっても、ウイルス対策ソフトが何かを補償してくれることはありません。

セキュリティソフトでパソコンに重大な影響がある問題をウン年前に発覚してるのに未対応とかもう一般的な目線で見てもすでに重過失ですけどね。

その上で更新切れや今回のように変な挙動を更新が切れてもし続けるという危険性がある為、逆に危ない状態になっていく。

危ない状態なので実際に危険なメに合う、でも何もしてくれない。
ここから「ウイルス対策ソフトこそがウイルス」だと感じてしまうワケです。

自分で考えて、自衛出来ないなら、本当に必要なら必要な分だけ依頼しましょう。

ではでは。

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