ドット絵の魅力をたっぷり活用、不思議でワクワクする世界観。
すぎやまこういちが作曲、ワンダープロジェクトJ(機械のピーノ)を手掛けた米田氏がデザインしたENIXの隠れた(…は失礼か?)名作。
46億年物語
知らない人も結構いるかもしれないので簡単にゲームの内容を。
当時はこうしたゲームだと46億年をシミュレーションゲーム的にやっていくものだと想像するかもしれないが、まさかのアクションRPG。
哺乳類誕生までを5セクションに分け、各時代で敵を倒して進化ポイントを稼ぎ、その進化ポイントを使って体を進化させ、各セクションのボスを倒していく。
操作はとても簡単で、物語を流れるように見ていく事が目的の様子。
進化は結構複雑なので、進化ポイントを退化っぽい進化で無駄に使ったりと、つぎ込みやり込み要素がある。
セクション
第1章 5億~4億5000万年まえ (魚類時代)
第2章 3億~2億3000万年まえ (両生類時代)
第3章 2億~6500万年まえ (恐竜時代)
第4章 6500万年~3600万年まえ (氷の時代)
第5章 2600万年~300万年まえ (哺乳類時代)
顕生代(肉眼で生物が見える時代)からスタートし、
古生代 → 中生代 → 新生代へと徐々に進んでいく。
最初のボスがクラドセラケで、約3億7000万年前、古生代デボン紀後期の生物なので、カンブリア紀~デボン紀を圧縮したデボン紀後半の印象。
以前KTAGさんが記事にしていましたね。
第一章でダンクルオステウスは通常の敵、イクチオステガはボスとして登場します。
やはり陸に上がったばかりの動物や強力なアゴ・牙を獲得した魚たちは印象強いんですね。
オープニング
素敵な音楽です、ドラクエの城っぽい。
ドラクエ5が発売された頃の作品なので…って関係無いか。
全ボスバトルのまとめ。
通常の敵は時代に沿った生物ですが、
ボスは殆どオリジナル生物です。
00:00 クラドセラケ
00:47 イクチオステガ
02:12 ハチキング
04:33 ハチクイーン
05:49 げんしママガエル
07:32 ティラノサウルスの群れ
10:33 マンモス3きょうだい
11:27 バードマンキング
12:48 イエティとイエティママ
14:58 ボクサータイプのイエティ
15:40 いきのこりハチクイーン
16:03 ラーゴンぞく
17:22 クロマニヨン
18:03 ボルボックス
エンディング
素敵な音楽です、ドラクエの城っぽい(ry
ところどころにジョークやコミカルさがあり、難易度も低い為
スムーズに全面をプレイ出来ます。
こういうのとか、癒し成分多め。
宇宙人…いや、きょうりゅう人。
すう億年進化するとこうなるらしい(笑)
音楽も含めて良い小説の読後感みたいな感情を得られます。
同じゲームを繰り返しプレイしても無駄ではない事が分かる作品ですね。
まぁがっつりプレイせずともこの動画を見ればけっこう満足出来ちゃうかもしれません。