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20兆円の風俗産業、自動球遊器という毒。- Poison gamble Pachinko.

パチンコ。

特殊景品という店外に必ず設置されている景品買取所に売却することを前提とする景品をパチンコ屋で渡し、外で換金。
つまり公にギャンブルを認めているワケだが、アメリカではラスベガスや同州の一部地域のみで、中国ではマカオのみ、では日本ではどこでこのパチンコをやっていいのかと言うと?

全日本遊技事業協同組合連合会の統計 2017

そう、もれなくどこにでもあるのだ。
どこの県とかそういう事ではない、市区町村が埋まるほどは無いが異様な量だ。

健全にただ楽しむ人もいるだろうが、
大当たりすれば換金出来る、ギャンブルに違いはない。

今までもここら辺の事情は知っていたし、パチンコの経営者の9割が隣国と言われているのも実際はそんなに気にはしていませんでした。

やるにしたって本人の責任だし中毒になっても別にそれも好きでやってるんだから良いだろうと思うし、そういう国なんだからそこに問題点は感じていません。

今回恐怖を感じたのはこんな一枚。

墨東病院の前を流れる横十間川を通す松代橋。

信号待ちをする人々。

どこかへ向かう人々。

このどこかへ向かう人々はここに向かっている。

Super D’Station 錦糸町店

パチンコ屋さんです。

徒歩350mビッチリ大行列です。

ちなみに元気の良い店員さんが1000番までの整理券を配っていたので、先ほどの写真の信号待ちをしている人達は逆方向の為「整理券から漏れた」ワケですね、1,000人以上がパチンコをしたがっている、と。

まだ朝9時ぐらいですよ、一日座っているつもりだろうか。

隣駅のパチンコ屋に向かっている人もいるらしいです。

私はワリと堅実というかビビリなので、
基本的に精力的動いて何かを得ようとする場合は確信を持ち、かつ競合が迫っており、1番でも100番でも大きな違いはないが、タイミングによって前向きな情報が得られる場合のみ、熱量を持ってあたる事にしています。

ホントもうかなり確信した時だけです。

なので、この行列を見た瞬間

「何の催しがあるのかな?」「誰か来ているのかな?」

という感覚だったのですが

「GW初日(29日)に通常営業のパチンコ店に来ているだけ」

という怖さ、当然レッドオーシャンに漕ぎ出すつもりは無いし、税制が美味しくて政府の庇護があったとしても触るつもりはないし触れないでしょう。

ありえないけども

日本からいきなりパチンコが無くなった!

となったら20兆円分パチンコ以外に向く訳ですよね、使うかどうかは別で、貯蓄もあるだろうけど車買ったり家買ったり新しい事始めたり、結果的に消費に向くだろうし、生活保護受けつつパチンコやるみたいな人もいるだろうから、使途の精査にも繋がったりするんだろうか。

ありえないけども。

北海道でしかギャンブル出来ないぜ!

とかなったらみんな北海道行ってギャンブルするんだろうか。
流石にしないか、まぁ

ありえないけども。

胴元が儲からなかったら商売は成立しないし

自分だけは勝てると思わせてくれるほど目先の誘惑は得意だし

お金が無ければ無いほど、無くなれば無くなるほどハマるものだし

上手く出来ているよなぁ。

石に花咲く「現実には起こるはずのないことのたとえ。」

石に花が咲くと思う人はいない、でもね

石にはコケが付くだろう?

コケには土がつくだろう、テラリウムとか知っているかい?

その土にタンポポの綿毛が付いたとしよう。

そこからタンポポが咲いたとしたら、どうだい?

ほら、花は咲いただろう?

ここで

「あ~確かに。」

と思うのか

「石に咲いてないじゃん」

と思うのか。

ありえないけども、ありえると思える魔法を使い、とびっきりの誘惑をしてくる。

ギャンブルは身の丈で。

ではでは。

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