[ODETTER(オデッテ)]第58次観測隊、内村シェフのお店。【南極料理人】

浅草、千束通りをちょっと入った所にあるフレンチビストロ、ODETTER。

オデッテというのはフランス語で何か意味があるのかと思ったらシェフの出身地岩手の方言で、「おでって(おいでください)」という意味なんだそうです。

FNNプライムオンライン「浅草「ODETTER(オデッテ)」の白菜のクリームグラタンが家で味わえる!dancyu編集部長が追い求める日本一ふつうで美味しいレシピ」

両親が観測隊の隊長と知り合いで紹介してもらったようで実家から歩いてふらっといける場所にあるからとちょくちょくお邪魔させてもらっているようで、たまたま母の誕生日に面白い花を持って向かうと

「オデッテにいるからこっちにおいで」

との事。

おでって?と調べてたどり着くとカンペキに出来上がった状態の父と母。

まぁそりゃ私も飲んじゃいますよね。

オススメというクラフトビールのZUMONA、果実バリの超フルーティ。

美味しい。

誕生日コースの品々、どれもびっくりするぐらい旨い。

完璧な火入れの低温調理、そして後味で香るほどのさわやかな燻製、カリっとした衣なのに身はホロっとジューシーな白身、そしてパンチェッタ。

ごちゃごちゃしている様子は一切なく、シンプルに普通に美味しいという事に強いこだわりを感じます。

ワインは美味しすぎて撮影し忘れました(ぉ

父が生ハムの虜になっていたので削ってくれました、感謝…ん?この黒いのは?

ブ、ブラッドソーセージ!?

豚の血を使ったソーセージだそうで、全てが血ではなく材料の一つとして血を利用しているんだそう、皿をパンで綺麗にしたりデグラッセしたり滴り落ちた肉汁もジュとしてスープにしたり無駄にしない精神ホント大好き。

スライスしたバゲットに乗っているので恐る恐るひとくち…うおっ!うまい!

うっすらソーセージ感はありつつも味はレバーの印象ですが癖は感じつつもくどくない、食感はホロっと砕けるのでバゲットとの相性は抜群。

塩味もそれなりにあるので赤ワインがすすみますねぇ。こりゃ旨い。

小娘はパンチェッタを食べつつオレンジジュースとフレンチフライ。

そしてデザートからの

デザート(カヌレ)。

コンビニやスーパーに売っているようなモチっとしたカヌレではなく、外皮部分はカリっとカラメル風味で中はしっとりとした本場カヌレ…というか本場でもこの感じで出している店は少ないそうで、無いなら自分で作ってしまおうと研究中だそうです。

中心も外側と同じようにならないとダメで「まだまだ」なんだそう。

いや~これは同類の匂いがしますね(失礼

・・

・・・

自分の料理やお菓子作りもより美味しく、より作りやすく、特別なものにしていきたいなぁと思える素敵なお店でした。

是非またお邪魔したい。

ではでは。

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