急落したintel(INTC/インテル)株、ゲルシンガー氏の次の一手はなんだろうか。

最近ロゴを変えたインテルさん。

Intel、企業ロゴを14年ぶりに変更 - ITmedia NEWS

こっちの方が印象が強いです…ん?一番左の知らないな。1968年!?そりゃ知らない訳だ。
intelは大手半導体メーカーで、CPUのシェアは80%というモンスターです、最近はゲーミングPCでもAMDのRyzenで組むことが増えましたが、若干押され気味。

ちなみに4/27時点の株価。

世界的な半導体不足やRyzen云々の中、競合に勝ち続けているインテル。
半導体不足は去年10月の旭化成の半導体工場火災から始まり、去年12月のアメリカから中国の大手半導体企業[SMIC]に経済制裁(禁輸制裁)をあたえ、今年2月の中頃にバイデン氏が半導体の国内生産に財源370億ドルを確保すると発表、旭化成も4月時点では復旧断念せざるを得ないほどの損傷でまだ見通しは立っていないし、代替で作るメーカーも同量を作る事は不可能だ。それに日本国内で今更完全復旧しても「不足」に拍車がかかるだけだろう。
そんな中、2010年頃から自社一貫製造のインテルが外部委託した方が高性能で安価なものを作れるようになってしまった為、結果利益が薄まり生産力・技術力共にトップオブトップの「intel」としてのリードも無いままでは今後現れるであろう強豪に太刀打ち出来なくなる、元の強いインテルに戻る為200億ドル(2兆円)をかけてアリゾナに半導体を製造する工場を作る、自動車メーカーにも。
ゲルシンガー氏は現在の地域別の売上はアジアがメイン(中国・シンガポール・台湾で60%以上を占める)の構成を変えたいという思いも強く、IoTデバイスや自動車などに力を入れていく様子だ。

と、ここまでがプラスなお話。

今回株価が下がったのは、第一四半期の結果が出て、データセンターの売上が伸びなかった事、利益改善が出来ていない事…ってまぁデータセンター事業が一番利益が出ているので当然なのだがとにかく「ゲルシンガーさんになって初の四半期報告はコレかい?」というウォール街の反応が悪かった事と、就任時のゲルシンガー氏の見解の鋭さから買いが集中し、コロナ過はじめの高騰期と同様な株価になったため売りが集中したのが主な原因だと思います。

2024年に2兆円工場が出来、利益が出てきたらという見方よりは
● 世界のどこよりもリードした技術力
● 高収入の雇用3000人を生む
に、現実味が出てきたり実績が出てくるまでは今のままでは厳しそう。

さぁゲルシンガー氏の次の一手はなんだろう、株価も内容も少し追ってみようかな。
今から楽しみ。

5/9時点、4月27日から早2週間弱ですがまだ大きな動きは…あるようなないような。
( *´艸`)ワクワク

5/11時点、明けて即ガクっとまた下がりました。

まだまだ下がります。

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