お湯を沸かしていてふと思う、電気は届く前に一度「お湯を沸かす」を経由している不思議。

毎朝珈琲を入れる為にケトルでお湯を沸かすわたくし。

そういえば前に子供から「電気ってどうやって作ってるの?」という問いがあり、発電所でどうやって作ってるとか送電網が思ったよりも複雑で家に届くまで電圧上げたり下げたり大変な事をしてるんだなぁと一緒に調べた事がありますが

そう、そういえば電気って蒸気でタービンぶん回して発電してるんですよ。

火力発電のしくみ-関西電力

火力発電は文字どおり「火の力」を使って電気を作っているんだ。まずは天然ガスや石炭を燃料にする「ボイラー」という機械で火を起こして、たくさんのお湯をわかすんだ。

お湯を沸かして。

一回お湯沸かしとるww

そうだ、ウチでお湯を沸かす為に使う電気はお湯を沸かして発電でしたね…あたりまえ~な一般常識なお話かもしれませんが気付くと違和感が凄い。

ガスも結局は掘ったガスを送られてきて使うって感じだから化石燃料のように限りはあるワケですが、直接送られてくる分ガスの方が効果的なのかな?

せっかくなので発電の種類と現状を記録して子供と共有しようかな。

発電の種類

火力発電:
化石燃料や天然ガスの燃焼ガスなどを燃やしてお湯を沸かして蒸気の力でタービンを回して発電、溜めておけないのでそのまま送電。

水力発電:
ダムとかを使って水力でタービンを回す、あとは火力発電と同じ。
初期コストは火力発電と同じぐらいで人件費も少なく運用コストは低くて安定性は高くCO₂排出も限定的、太陽光よりよっぽど良さそうですね。

原子力発電:
核分裂の熱でお湯を沸かして蒸気の力でタービンを回して発電、そのまま送電。
火力発電とほぼ同じですね、

あとは再エネの太陽光、風力、地熱、バイオマス発電とかそういう感じ。

2023年の発電量と構成 - 環境エネルギー政策研究所

火力発電は66.6%
・LNG(液化天然ガス):29.0%
・石炭:28.3%
・石油など:9.3%

自然エネルギーは25.7%
・太陽光:11.2%
・水力:7.5%
・バイオマス:5.7%
・風力:1.0%
・地熱:0.28%

原子力発電が7.7%で合計100%。

火力発電は圧倒的シェア、石炭や石油などの化石燃料を燃やしてお湯を沸かし蒸気でタービンを回す、その中で気になったのは天然ガス、火力発電で見た場合の比率として最も多く、天然ガスは①ガスで燃やして発電②燃焼ガスで発電③排熱を利用して発電とエネルギー界ではかなりの優等生のようです。

それでもまだかなりの量を化石燃料でカバーしているんですね、そしてあれだけ太陽光太陽光とやってるのに11.2%ぐらい、この後の処理どうするんだろうホントに。

助成金で初期の頃付けた人とかFIT終わったら家庭に乗っかってるあのパネルどう処理するんだろうか、もう少ししたら…というかもう壊れ始めてるかもしれないけどみんな廃棄し始めたら有害物質出すから分別も大変だろうし、分別したのもまたウン万トン燃やすんですよね、そうすればCO₂排出ガーとなりそうですが、まぁ自分たちの推す太陽光ならイイんでしょうね😂

場所の問題はまだまだ残るかもしれないけど水力発電とかにしておけば…。

化石燃料はどのぐらい持つんだろうか

なんか前からあと50年あと50年ってずっと言ってる気がしますがやっぱりガソリンも天然ガスも50年ぐらいらしいです。

エネルギー資源の寿命はどれくらい?化石燃料の枯渇予測と環境への影響、持続可能な未来の選択肢を解説-U-NEXT U-POWER

車に使う燃料は今のまま使えば50年、石炭はまだ100年以上持つようですがそれでも人類の歴史で見れば100年というのは結構短めですね。

そもそもどこの国が一番使ってるんだろう、Copilotさんに聞いてみよう。

世界の電力発電量 国別ランキング・推移(EIA)-グローバルノート

CO₂排出量はセカイハブや環境省のページより、との事。

うん、圧倒的中国ですね。
人口が多いのでしょうがないという面もありそうですが、世界がまず最初に手を付けるべきは中国のCO₂排出量をどうするかで、他の国でやっても誤差みたいなレベルのようです。

中国が5%削減出来たら一つの国のCO₂がチャラになるぐらい削減されます。

あとは火力発電が多い国ほどCO₂排出量も多いようです、原発はCO₂排出量の面で言えばほぼ無いようですので表示的にはかなり少なくなりがちのようです。

例えばカナダやフランスは水力や原発中心なのでCO₂排出量自体は少なめ…というかカナダの一人当たりの消費電力の多さが気になりますね、調べてみると寒冷地なので暖房が多いようです。

電気で暖房使うとこんな多くなるんだ…まぁそれもあってクリーンなエネルギーにしているんだろうから凄い事です、政治が良いのかもしれませんね。

いいな~。

しかしこうしてテラワットとかメガワットとか見てると映画バックトゥザフューチャーのジゴワット(ギガワット)を思い出しますね。

時速88マイル(140km/h)、1.21ジゴワットでタイムトラベル!とか

時速140キロぐらいでいいのもオーバーテクノロジーというか凄すぎるけど、この1.2GWhをイチゲキで出力するのは雷だろう!と雷に打たれてワープするマーティですが、雷のたかが一発をあんな細いケーブル一本で変換も無しに(ドクの超科学力で変換はしてるかも)原子炉1基が発電できる上限である1GWを供給。

デロリアンは30秒で切り餅がふっくらもちもちになる1000Wの電子レンジ121万台を同時起動した電力を数秒間受ける事になりますので、中にいるマーティはとりあえず蒸発して即死、車はゴムや燃えるものが一瞬炎上した瞬間炭化し消滅。

ああ、そうかワープしたんじゃなくて消えたんですね、夢だったんですね🤣

あとはアイアンマンの胸についてるリアクターも何かの作品で街の電力供給してたと思うので、さっきの電力発電量を見てみると胸に直接当たるぐらいの位置にあるリアクターも装着した密室になった時点で沸騰するだろうし、あんな重さの金属パーツが一瞬で合体するなら毎回皮膚がスライスチーズになるだろうし…。

こうした映画のアイデアとかからとんでもない発電方法が出てくると面白いんだけどな~。

ではでは。

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