照って暑く淀んで涼しい、初夏の訪れを告げるように小さなバッタが跳ねまわる

5月の暑い日は風も同時に吹いてたりして、そういう日はずっと心地良い。

ふと娘の足に付いた虫、なんだなんだと見てみると小さなバッタでした。

青々と順調に育ってきた芝のまわりをピョンピョンと飛び跳ねる大量の小さな小さなバッタたち、そしてそれをついばむスズメたちと日陰から狙うカナチョロ。

生命の息吹とサイクル、そして季節を感じる一コマ。

しかし結構土硬いのによく掘って卵産めたなぁ…車も結構動かすのに卵はダメにならないんですね…まぁ出てきさえすれば外は食材だらけですから生きていく分には問題ないのか。

せっかく育った芝を食べられるのはなかなか切ないのですが、我が家の庭でサイクルを止める必要もまた無いと思うので見守ろうと思います。

人参もニンニクも食害は無し。

大根は芋虫さんによりがっつりいかれました。

結構取り除いたと思ったらまだいるじゃないの~、ニャロメ~。

写真で見てみると結構確認出来るな、定期的に撮ろうっと。

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バッタはより高い場所にある新鮮な若い葉を食べる為に飛ぶ、種が存続する為に美しく進化した彼らを見てふと思う。

ヒトは弱さゆえに群れる、だが集団ではなく個体として生活する、その為強固な住処が必要となり、道具やエネルギーを使い別の群れとも共存する。

何のことはない、ヒトも動物であり社会性を持つ虫や動物と大して変わりはない。

そうして考えていると巨人の足(娘)にとまったバッタは慌ててどこかに跳ねていく、私も新鮮な葉を食す為に跳ねるべきなのだろう、 5月の終わりに見かけた少し成長したバッタは、私の扉をそっと開いてくれた。

ではでは。

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