なぜ?グラフィックボードが無くなった理由。~ 半導体が無くなるまで ~

2021年2月25日時点のAmazonのグラフィックボードの検索結果

これまでかってぐらい枯渇しております。
さて、何故こうなったのでしょう?

ビットコインが史上最高値、マイニングで使う為でしょうか?
AI開発・研究の為でしょうか?
巣ごもり需要でしょうか?
Eスポーツ需要でしょうか?
輸出入のコストが原因でしょうか?

これらは全て正解ではありますが、要因の一つに過ぎません、今回はGPUの話をしていますが今無くなっているのはGPUではなく、半導体全体の生産が追い付いていないのです、原因を一つずつ削いでいきましょう。

半導体が無くなるまで

パンデミックの影響で人と流通の遅れで徐々に生産量に陰りが出ます

旭化成の半導体工場が火災で自動車メーカーへの供給に影響が出ます

音響などの大型の半導体にも影響が出始めます

★事態に気付いた利に聡い方々が買い貯めを行います

★高額で近年流通量の多いGPUが買い占められ増産されます

Eスポーツでの利用・マイニングでの利用は高負荷で特に高額です
パンデミックの影響による減収で売上が欲しいメーカーは飛びつきます

そんな中旭化成の半導体工場火災の現場検証が年内に終わらなかった

利益の薄い自動車に向けての半導体よりも先端技術の方へシフト→

PS5で利用されます、11月中旬から12月末までで450万台販売!

12月末、アメリカが中国に対して経済制裁、その中には半導体メーカーも

台湾へ代わりに注文を出しますが、すでにいっぱいいっぱいです。

米大統領は半導体の国内生産ブーストで370億ドルの財源確保

←今ここ

中国が半導体の製造装置を国産化出来れば、アメリカに頼る事もなくなってしまうので、制裁を受け、余り気味な力をそこで使われてしまえば、本末転倒な気もする、ここで米が国内生産の為に4兆近く使うのは、そういったさらなる「他を寄せ付けない最先端の装置」の開発で米を頼るしかない状態を作りたいのだろうか、過去のように「ぶっちぎりintel」ではなくなっている。

IC Insights

クアルコム(35%)やnvidia(50%)、AMD(41%)が好調に見えるが、前述のような動きもあるので、もろ手を挙げて喜べる状態ではなさそうだ。

こう考えると10月の時点では「ほぼ確」な兆しが見える人には見えていたようだ、ここからはタイの工場水害の時と同様半期は影響が続くだろうと考えても10月頃の影響から半期、4月頃には落ち着くのではないだろうか。

というかもうその頃には落ち着いていて欲しい、自動車の生産が遅れるのは怖い、自動車業界は日本にとって、大事な業界ですからね、大丈夫かなぁ…。
グラボ買うの我慢できるだろうか…大丈夫かなぁ…。

ではでは。

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