軽さに違和感、22000mAh表記のモバイルバッテリー実測したら約4割弱しかなかった件

さて、今回は注意喚起の意味も込めた記事であります。
モバイルバッテリーの実容量を計測してみました。

100%から0%まで使い切り、6325mAh。

表示の22000mAhからすると28.75%ほど、モバイルバッテリーの実際に使える容量は、表記されている容量の約80%程度と言われておりますので22000×0.8で17600mAhからすると35.93%ほど、mAhだけで見ても容量偽装確定ですね。

ちなみに表示されている31.61Whですが、モバイルバッテリーのWh(ワット時)は、mAh×電圧(V)÷1000 で計算されていますので、5V×6325mAh÷1000、つまり31.625Whという感じ。

メーカーのカタログ値は

【PSE認証×22000mAhで飛行機も「安心持ち込み」可能】⚡まず、日本の電気用品安全法(PSE)に準拠した認証を取得しており、材料選定から回路設計まで、厳格な安全基準をクリア。

🛫22000mAh(81.4Wh)の大容量バッテリーは、航空法で定める「100Wh未満で持ち込み可」の基準をクリア。

そして

本体重量はたった230g

22000mAhあるなら230gは軽すぎる、筐体抜きでバッテリーの重さだけでも230gとか余裕で超えるハズです。

実際、手持ち聞き馴染みのあるメーカーの20000mAh急速充電・冷却機能付きバッテリーは600g程度としっかり重量感…まぁこれは重すぎるけど🤣

で、商品説明によると3.7V×22000mAhですね、「81.4Wh」と表示していますので

カタログ上の総電力量:3.7V × 22,000mAh = 81.4Wh
放電の実測値:5.0V × 6,325mAh = 31.625Wh
見かけの効率:31.625Wh ÷ 81.4Wh × 100 = 約38.8%

こんな感じ。

効率が40%を切るような壊滅的な基盤はまずあり得ないため、計算の分母である「22000mAh」という数字自体が嘘であると判断できそうですね🤔

今回のデバイスでは過充電になってしまわないか充電後のケーブルを差しっぱなしにしたり、完全な放電後再充電しても問題ないかなどの確認は行いましたが問題ありませんでした、しかし「制御基板(保護回路)」に関しては分解してチェックするぐらいしかありませんが、どれが何を制御しているのかは流石に分かりません。

保護回路がどうなっているか分からない為、ニュースでよくある「モバイルバッテリーが発火」というリスクも低からずあります。

安価で粗悪な中古セルを使っていたなら…この時点で恐怖ですが、さらにPSEマークも自主検査かつ自己申告の丸型PSEマークなので、中身がどれほど粗悪で虚偽の数値であっても普通に売れてしまう状況。

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まずは信頼できる大手メーカーを選ぶということ、そして極端なスペックと価格のズレのある製品は避けるということ、さらにそれがもう手元にあるという場合で発熱が異常に強いとか本体が膨らんでるとか充電が極端に遅いなどの異変を感じたら、すぐに使用を中止すること。

ホント丸形PSEマークとか…日本の事業者ならある程度の割合では守りそうなものですが、無法地帯の元です。見積りが甘すぎます🤣

もう「省略した(omitted)」とかで「OSEマーク」とかにすればPSEではないんだと一目で分かるし、それでもPSE偽装したら発火とか死亡する確率まである事故に発展する可能性あるのは許容できませんので、販売者にも強めの罰則があれば一瞬で「PSE偽装の粗悪品」は消えるハズ、販売者も必死に止めるようになるでしょうから。

で、そこで自主検査マークを使えば今まで通りそれは安く手に入る…と。

細かい対応していたらキリがないのかもしれませんが、明らかに解消できそうなものは解消できるだけしてもらいたいものです。

とりあえず大容量を謳うモバイルバッテリーを選ぶ際は、表記の数字だけでなく、本体の重量もひとつの判断基準にした方が良さそうですね。

防災用・旅行用として「これがあれば安心」と思って購入する人もいるかもしれませんが、逆にこれがあるから危険というリスクになる可能性があります、注意喚起として記事にしておきます🤲

ではでは。

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以下、放電量の計測画像

100%→90%まで消費:実測1.06Wh、出力できた電流量214mAh

10%→100%で丁度10倍計算、10.6Whの2140mAh…流石にそれはないか。次。

100%→81%まで消費:実測6.88Wh、出力できた電流量1380mAh

19%→100%で5.26倍計算、36.21Whの7258mAh。次。

100%→55%まで消費:実測19.91Wh、出力できた電流量3983mAh

45%→100%で2.22倍計算、44.24Whの8851mAh。次。

100%→30%まで消費:実測24.35Wh、出力できた電流量4869mAh

70%→100%で1.42857倍計算、34.78Whの6955mAh。次。

100%→6%まで消費:実測26.19Wh、出力できた電流量5238mAh

94%→100%で1.0638倍計算、27.86Whの5572mAh。次。

2%の状態。

0%の状態、このあと画面消灯。

実測結果 31.61Whで6325mAh。
カタログスペック 81.4Whで22000mAh。

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