たばこって税金の塊だね!というお話。
国の運営する特殊会社JT(日本たばこ産業(株))のウェブサイト上でも喫煙はリスクを伴うとしていて、癌や心筋梗塞、妊娠に関する異常などが吸ってない人よりは罹る人が多いからそういう事かも的なニュアンスで書かれている。
禁煙する為の治療があったり、その為の保険があるなどダメージ前提の薬物が普通に売られている。
実際に禁煙外来という自分では煙草を断つ事が出来ない程の依存性があるにも関わらず、JTのサイト上では
「弱いけど依存性はある」
との事で、辞めてる人は辞めてるし、ストレス解消とかで吸ってる人はそっちの理由で辞められないのであって、それは本当に煙草の依存性で辞められないのかな?というなんとも…な内容。
ストレス解消に使ってる時点でもう依存性が高そうだし、辞められない理由が人により様々あるっていう事実が依存しているという事なんじゃないんだろうか。
喫煙と健康に関するJTの考え方 | JTウェブサイト (jti.co.jp)
そしてそんな煙草の税収はというと↑図、財務省が公表している「たばこ税の税収推移」。
昭和62年頃から税収は2兆円程度で推移していて、2兆円を下回りそうになったら税金を作ってみたり、増税してみたりしている、東日本大震災の年に最大幅の値上げ、これはもうホント信じられない。
MAX時の紙たばこ3483億本売れていた時から比べると令和元年で1181億本なので2300億本程減っている、まぁ加熱式のたばこへ移行しているだけだと思うが、紙煙草が売れている量は1/3になっている、昭和62年の頃のたばこが200円程度で、今は540円程度なので、↓図のようにたばこに対する税金は凡そ62%なので
200円の煙草=124円が税金
540円の煙草=334円弱が税金
そう、3倍弱あるので、別に吸う人が減っても2兆円の財源が確保出来れば良い訳です。
たばこ税等に関する資料 : 財務省 (mof.go.jp)
540円の煙草を買っても333.97円は税金なので、実際は206円程度、免税店では国税+消費税が免除されますが、なぜか300円以上で購入する事になりますが、まぁなにかあるんでしょう、税収の為では無さそうですが気にしない事にします。
先ほども書きましたが、東日本大震災の年の値上げ幅が今までで一番大きい、ガンになる可能性も高いし、子供産むのにデメリットがあるって国力低下の見本みたいな状態なんだから、辞めさせたいなら素晴らしい試みかもしれませんが、本当にある一定の人の嗜好品…と言っていいのだろうか、リスクを踏まえた上で吸えば良いさという人数が国民の1%以下なら…そこまで大きな影響は無いのではなかろうか。
そうなった場合の煙草の価格は、1日1人20本(1箱)吸ったとして1人7,300本…凄いな…。
で、今1181億本だから1618万人が紙煙草を吸っているとして、日本国民の1%だから…えーと
1日の喫煙本数 ┃ 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門
126万人ですね、とすると92億本弱まで落ちるので必要なのは12.8倍ですね。
原価200円だとして、税収の333.97円を12.8倍すると…?4,275円が税金に。
煙草の金額が1箱4,500円に。
こうなったら逆に吸う人は高額納税者ですから、場所によってはVIPルーム的に全て中和してくれる部屋で吸えるようになり、寿司詰めで吸う事はほとんどなくなるんじゃないですか!
ここまでやってくれたら2兆円税収を得ていても文句は出ないですよ、きっと。
なんせその1%の年間165万程度煙草を吸ってくれる人の施設を用意するだけで税収を得られる訳ですから、JTの会員になったら1年に1回メビウス1箱無料で無条件でプレゼント!とかしなくていいんです、普通に買ってくれますから。
なんならもうtaspoで免許証やマイナンバー、有効メールアドレス諸々個人情報はゲットしてるし、有効ヘヴィユーザーはもうおさえているのかもしれませんね、どんな手で攻略しようとしてくるのか、見ものです。
こりゃ酒もやるしかないな、アルコールも同様にやってみよう。
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