ふと見かけた生どら焼き。
そもそも生どら焼きって何が生なんだ?
生焼け部分でもあるのか?
他の生〇〇も全部同じ意味なのか?
という別に知らなくても良いけど、知っているとちょっとドヤれるインフォです。
もう知っている情報は華麗に受け流して頂ければと思います。
生どら焼き
生クリームの生。
元祖 生どらは、1987年(昭和62年)に
カトーマロニエが、生クリームとあずき餡をホイップして挟んだどら焼きを「生どら」と命名し販売を開始したことからはじまりました。
by元祖カトーマロニエHPより
どこか生の部分があるとは思ったけど、まさかの別の製品との合わせ技だったとは。
ホイップクリームで作ったら「ホイップどら焼き」になるのか。
生カステラ
これはもう名前の通り生です、普通に生焼けの生でした。
評判はなぜかとても悪く「ヘコんだ半生蒸しパン」「食後に胸焼け」「失敗した感」などの評価が多く、流行ったけど美味しくなかったという意見が多い。
ではなぜ流行ったのだろうか、恐らく焼きたての生カステラ(?)は美味しいハズ。
元祖菓秀苑森長対談より「何か目玉になる商品が欲しかった、生キャラメルとか流行ってるし、カステラでも生で出来ないか」と考案された製品のようです。
生プリン
生プリンはメレンゲを固め(9分立てぐらい)で作り、卵黄からカラザを取り除き、メレンゲの上に落としカラメルをかけるプリン。
普通の卵でやると頭の上にはてなマークが出るようですが、美味しい卵でやると本当に美味しいそうです。
自分で作るよりお店に行って食べた方が良さそうですね。
生パスタ
ワリと名前通り、乾麺ではないパスタのこと。
生パスタだからといって生地のまま食べるわけではありません。
小麦粉に水や油、卵を加えて練った生地を麺棒で薄くのばし、熱を使わないで成形させたもの。
乾燥パスタはデュラムセモリナ粉100%で作られているらしいのですが、
生パスタは粉の縛りが無いので様々な食感は楽しめる、が、お店によって強力粉を使ったり薄力粉を使ったり様々なので、普段食べているパスタと違う為「生パスタは美味しくない」というイメージが付いている人も多いそうです。
生ドーナツ(揚げ菓子とは)
下がスポンジ上がクリームこれな~んだ、ケーキだ~。
もうスポンジある時点で生じゃないし、形だけがドーナツというもはや言ったもん勝ちの力技。
元祖Love Sweets ANTIQUE紹介ページ
生クッキー(焼き菓子とは)
クッキー生地をコーンに乗せてそのまま食べるモノもあれば
半生で焼くものもあり、定義がふわふわ。
小麦粉を生で摂取した時の身体の変化が気になりますね…カロリーとか消化とか。
生キャラメル
生クリームを大量に使ったキャラメル。
生ラムネ
くちどけの良いグミ、特殊な食感のラムネ味のグミ。(現在は販売されていない)
生ドライフルーツ(パワーワード)
セミドライなるものも存在するようです。
生からドライフルーツへ移行する間の状態の事を呼ぶようです。
たっぷりと日差しを浴びて実った旬の果物のみずみずしさを、
そのままドライフルーツで表現したいというコトで、丁度良い状態のドライフルーツなのかな?
「矛盾してるけど、食べたら分かる。」そうです。
元祖株式会社岡昇HP
まとめ
なんかまだありそうだけどもういいか!
生チョコと生キャラメルが一緒ってぐらいしか共通する定義がない、
ので特殊なのをザっとまとめてみました。
「生」の定義がびっくりするぐらいバラバラでむしろ凄い。
「商売とは」を考えさせられます、ネタが五十歩百歩ならば自ら「売り」を作り出さなくてはなりませんね、「自社が良ければ良かろう」では先はありませんがね…。
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