さて、なんだかんだ10年以上続いているこの制度、2015年に遅まきながら参加しましたが、想定より大分長く続いているので、謎のがっかり感があります。
が「いつまで持つかという視点だけ」ではもったいないので超ざっくりでまとめておきます。
ああ、ちなみに
どこかに寄付をしたから全額が所得から控除されて所得税払わなくて良い!とか源泉徴収した分が確定申告で戻ってくる!みたいな事はありません。
源泉徴収の還付として「お金」として見るタイミングはありますが、メインは
返礼品で実感し、所得・住民税で分散して減額(控除)されている、というモノ。
控除されるタイミング
都(県)民税と区(市)民税の両方で税額控除が行われるので、ふるさと納税は寄付した年の収入で計算する上、確定するのは年末、住民税は翌6月、ついでに所得税は翌4月頃に支払う為とても分かりづらいがきちんと控除されている。
上限額はふるさと納税の紹介サイトとかで計算出来るので、家族構成や収入を入力して見てみましょう。
楽天のシミュレータが登録もしないでいいし円単位で出てるので親切かも。
利用者推移(総務省の発表から)
2008~2010年
「知っている人だけ」が享受出来ている典型的な期間ですね。
2011年
東日本大震災で「ふるさと納税」により多額び寄付金が集まった事がニュースになった為、ここで知ったという方が多いのではなかろうか。
余談ですが震災後5月までの2ヵ月で400億近く寄付金が集まりました、この時株式の譲渡益で1億円を既に源泉徴収済みの軽井沢の住民が7億円を寄付金で入れました。
源泉徴収から還付される額が8000万弱あったそうで、住民税の基礎・特例控除は50%なので、所得税も少なくとも同額以上は控除されることになります。
彼方立てれば此方が立たぬ極端な例かもしれませんが、この寄付の仕方好きです。
(この後すぐに上限が設けられ、令和3年現在は800万までです。)
2014年
2013年の9月にふるさとチョイスが直接納税申込出来るサイトの提供が始まり、返礼品を楽しむ今のスタイルになった為、2014年の申請者が爆増。
2015年から様々な企業の参入で寄付金控除戦国時代へ。
私がふるさと納税を始めたのは2015年から、ミーハー感すごい。
一人当たりの平均控除は12万なので、逆算するとふるさと納税の利用者の給料平均は賞与含めて1000万程度の方が多いのか?後で大きな独り言を言うがそんな訳ない。
医療費や社保、共済金の控除や個人事業主としての控除など「控除」に目が向いてきており、手残りを増やす為に色々な事を考える時に「シンプルで自分にもメリットの見える控除」なのでニーズ的には合っているのかもしれませんね。
ここからはちょっと抜け道錬金術的な要素に見えますが、気のせいです。
ただの独り言です。
以前もちょっと触れましたが、寄付金の支払方法に「amazonPAY」があり、
この支払には「Amazonギフト券の残高」も使う事が出来ます。
Amazonギフト券は「誕生日プレゼント」や「会社、町内会のイベント」や「ゴルフ等の景品」として受け取る場合があります。
自分のお金ではないお金で自分のお金の控除が出来るのです。
そのギフト券は誰からもらったのか?
友人?会社?イベント景品?問われる事はありません。
株主が親族のみの会社で顧客を連れてゴルフコンペを行い、その景品にする事もあるでしょう。「会社の節税」と「個人の節税」を同時に行う事が出来てしまいます。
内容としては本当にあるパターンもあるし、経費の使い方としても間違いではないので、真っ当な経費の使い方でもある。
使う側の問題というコトですね。
控除は様々ありますが自分の納得程度が重要で、税務調査が入っても自信をもって「正当」だと間髪入れずに説明出来れば違法でもない限りは否認されるというコトも無いように思います。
抜け道を詳しく説明するやつが言うと説得力が低いかもしれませんが
日本の税制を旨く活用する事も自分への投資という意味も含めて一度自分の所得を見て控除を見直してみると面白い結果になるかもしれません。
ちなみに私が注目している返礼品は
寄付は10,000円、シャワートイレ用のペーパー12R×6パック。
高く見積もって500円/パックだとしても3000円なので3割程度だが、フォーカスするのはそこではない、トイレットペーパーを買いに行かなくていい事が重要なのです。
買いに行く手間はガソリン代や移動にかかる時間など全てを含めたコストとして考えるととても効率が良いです。
あと同じ理由でティッシュペーパーも良いですよ。
寄付は10,000円、良質なボックスティッシュが50箱あるので、これも買いに行く必要は無くなります。
費用対効果で考えると私には本当に最高のチョイスです。
ああ、これは興味ある人いるかもしれない、納税額別で記事にしてみようかな。
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