映画館でライブが観れる、ライブ未経験者にはかなり良かったんじゃなかろうか。
2023年12月~2024年3月まで行われていたファンクラブ会員限定ツアーに新たな映像を加えて映画化、ライブをディスクやデータで売るのではなく…ってそれら媒体でも売るんだろうけど、映画とは…やるなミセス。
鑑賞料金は一律で一人3,500円(税込)、割引や劇場ごとのサービス券は使えないことがほとんど、ライブに行くと思えば安いし、映画鑑賞と比較すれば高い。
通常の約3倍を払って映画館で鑑賞したい人がどれだけ居るかという映画館の可能性まで広げるチャレンジ、嫌いじゃない。
映像は当然見せられませんがYouTubeに上がっているやつなら。
ファンクラブ限定のライブだったからかライブ中も皆さんお行儀が良いようで映像ごとの切り替わりが美しいと思えるほどキレイな静寂。
ざっくり
「音楽劇」という触れ込み通りミセス(主に大森氏)が主役の劇で、何種類かの部隊を使ってシーンを切り取った主に若者に寄り添った人々の複雑な心境を物語調に、出回っている音源とは全く違う「歌詞や音の強さに込めた意味」を伝えようとしているように感じました。
曲順は本ライブの書き下ろし「The White Lounge」から始まるのですが、「ドアを開けたら何かが変わるのか」という始まりや「疲れ、呆れ、嘘、嫌われ、狂う」など希望に向けての反転・引きではありますが歌詞のパーツが暗病反要素多めで終始暗めというか沈んだ雰囲気が続きます。
特にダンスホールはポップな印象の曲ですが、前半の劇のモヤモヤから沈んだ入りをするので「いつだって大丈夫」がちょっと違った印象になっていたりと聞きごたえは抜群、静かにずっと聞いていたい。
インフェルノやStaRt、CHEERSなど主に疾走感が気持ちの良い曲が好きな人は「??」となるかもしれない。
感情の落差が激しすぎるのか主役が複数だからか伝える内容に対しての時間が短すぎるのかシーンは綯い交ぜ状態なので観る人にとっては混乱するかもしれませんが、だからこそファンクラブ会員限定ツアーだったんでしょうね。
ファンクラブに入っている程なら曲は全て知っているでしょうし、フォーカス出来る場所が違うでしょうからより深く楽しめそうです。
それを一般公開してここまで話題になるんだから素晴らしい。
【ミセス・大森元貴】ライブツアー映画が興収10億円目前の大ヒット 上映館拡大に「信じられない」
13日の公開日に7万5千人、14~15日で6万5千人、私が行った16日は3万人動員で17万人=6億、値引きとか曜日によって変動も無いから観客動員数×3,500円なので分かりやすいですね。
ホワイトラウンジはいつまでやってくれるんだろうか、劇場によって上映終了日はまちまちなのかな?ちょっと調べてみると「あべのアポロシネマ」は10/10で終了のようです。
あべのアポロシネマ上映スケジュールページより引用
終了日:10月10日(木)予定 ※特別料金:3,500円均一。※各種鑑賞券ならびに株主ご招待カード・会員スタンプカード招待券など各種招待券はご利用いただけません。
例えば10月10日までに累計12万人ぐらい入れば10億達成、かがみの孤城が観客動員数81万人で10億達成!とからしいのでやはり1/3ぐらいの省力なんですね、凄い。
映画館の鑑賞特典第一弾のクリアカード、第二弾も。
ファンはこれをコンプリートさせる為二回以上参加する必要がありそうですね。
私の分は30年持つぐらい綺麗に保存しとくかな~😂
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4枚中1枚は上の娘の分、今までのスマホケースをクリアに変えて装着。
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