【TOB成立の東芝】体制刷新の為、前に進む為株式市場去る新たな一歩。

不正会計発覚から早8年、時間の流れはとんでもないですね。
混乱の極みの東芝は株式市場から去る事でついに地に足がつきそうな雰囲気。

成立に必要な2/3(66.7%)を上回ったので、TOB成立。

年内に上場廃止になる見通しのようです。

TOBに応じなかった残りの人達は今後強制(締め出し)買取予定。
去年とか一昨年のタイミングで買った人たちは逆ザヤだろうから…うーむ。

今回の公開買付け(TOB)の概要はこちら。

1株4,620円、最近買った人でなければほとんど利益が出るんじゃなかろうか…なかなかの条件、78.65%(3億4000万株)の方から応募があったので、えーと

1兆5700億円…!?

逆算するとまだ9200万株残ってるので、4300億円弱で計2兆円かぁ…。
受け持ち(出資者)はそうそうたる顔ぶれのようですね、シニア(銀行)ローンで1兆2000億、劣後債の利回りは分かりませんがメザニンで必要だったのは併せて11%弱…こりゃ凄いな。

公式お知らせリンクより

ちなみに株主構成だけ見るともうすでに「日本名の外国企業状態」の東芝ですが、国内の金融機関が強めに手を付けてるってのがイイですね。

うーむ、しかし東芝か~私がパっと思いつく東芝製品といえば…
「超効率の太陽光パネル」「HDD」「電球」「パソコン」「量子端末」とか。

これら使って…って、ああ、そうか。
そもそもそこに関連する事業を売却してますね。

事業売却も白物家電と映像事業を中国に、メモリ事業をアメリカに。
さらにダイナブックはシャープに、ふむふむ。

工作機器などの機械事業も手放した東芝が完全復活するべく行う事業たちには
当然ですが今までと同じ手は使えませんね、今は前とは体力も環境も違いますし。

しかし東芝の高度な技術力、開発力を活かす事が出来れば規模はそれほど問題にならない気がします、特に量子の分野でとんでもない成果を出してくるような気がしてるんですよね~。

日本名の企業が世界的な企業っての、なんかイイじゃないですか。

…家電とか協力出来そうだったのにもう東芝じゃないんだよな~🤣

ではでは。

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