【年金-支給停止調整額】年金が一部支給停止されてしまうケースとか報酬について備忘録。

はい、ざっくり。

年金を受け取っている状態で一定額以上働いて稼いだら、受け取る年金が減額される。

そんなお話。

…いやちょっと待って、そんなバカなww

書いてて違和感しかない。

まず、その年金をもらえようになるまでに国民年金やら社会保険(厚生年金)で給料の額に応じてがっつり吸い上げておいてですよ?

いざ払う段になって

それだけたくさん稼げるならその分引いておくね?^^v

という巧妙…?だまし討ち?的凶悪な罠、今の社会を築き支えてきた方々を鼻で笑うような鬼畜の所業な仕組みとなっている年金制度。

例えばこんなケース

・65歳まで社会保険(厚生年金)ほぼ一本で累計1500万円程収めた。
・年金総額は200万円/年ぐらいで、2カ月に1度振り込まれるのは約32万円。
・年金受給の月額内訳はざっくり基礎6万、厚生10万。
・65歳を過ぎても働き続け月額32万で賞与120万を受け取った。
・厚生年金10万/月+給与42万(賞与含む)で月52万円。
・支給停止調整額48万円を4万円超えているので、支給停止調整計算。
年金から2万円引かれて厚生10万から8万に。

こんな感じの仕打ちを受けます。

頑張って働いたのにただでさえ少ない年金を減らされるんですよ、2ヶ月に1回の受け取りですから受取時の減額は上の例なら4万円ですよ?4万円。

まぁ例では賞与が多いのでちょっと分かりづらいかもしれませんが、
年500万稼いだらというイメージです、

ざっくり表にするとこんな感じ。

ちなみに厚生年金の受給は支給停止調整額の枠に入っていますが、
老齢基礎年金(国民年金)は給与に関わらずほぼ無条件で全額受給出来ます。

で、先ほどの例ですが実は

在職老齢年金の計算方法  – 日本年金機構

働きながら年金を受給する方へ – 日本年金機構 / 同、計算式PDF 

日本年金機構がHPで表示している計算例でした~。

こんなのわざわざ調べないと分からないし、働いてみたら実は「支給停止調整額」なるものがあり年金が減らされる場合がある…もしくは確定申告した次の受給で減額されて気付いたとかってのも結構あるのではないでしょうか。

「65歳を過ぎてようやく年金を受け取れるようになった、今までの生活を続けるためには少ない、むしろ足りない。」

高齢で多少衰えたとはいえ、培ってきた技術や知識を活かし、社会貢献しよう!そして得たのは年500万円という報酬、そして

受け取っている年金の「200万円」ではなく、

月2万円の支給停止(年24万円停止)を受けているので年金総額は「176万円」です。

何故?全然納得出来ないし、なんでこんなルールが通るの?

報酬はより高水準の仕事をするからより高いのは当たり前の事ですよね。

で、

能力の高い人が貢献するほど「罰」を受ける。

何…それ?

働かない方が良いんですか?
交流が減るほど脳には良くないんじゃないんですか?

逆でしょう、努力する人ほどサポートを増やさなくてどうするんですか。
努力した人から搾取するぐらいなら、社会に迷惑をかけるタイプの高齢者のサポートを同じ額だけ減らして公開した方が活躍しやすいじゃないですか。

何故自分達以外の取れる所からだけ取ろうとするの?いじめっ子と同じじゃないか。

あ、ちなみにこれは働いた場合の話です。

不動産賃貸収入とかはこの枠に入りません。

つまり…。

1億だろうが10億だろうが100億だろうが
いくら不動産所得があろうとも年金はそのままもらえるって事で、

努力の小金持ちはヤスリで削って、お偉方の分は削らない手段ってコトですね。

もうヤダ何なのこの国…。

ではでは。

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