規制を乗り越えた日本発の仮想通貨はヌルっとスタートしそうな雰囲気の…
「ジャパンオープンチェーン」(ホワイトペーパー)
Japan Open Chain、ネイティブトークン「JOCトークン」の IEO先行優先販売は本日(11/20)より開始
20日に先行販売開始で26日時点で8割が入金完了、1口500万(166,680JOC)で100口まで、先行分は20%追加で付与、1枚30円で20%なので33,336枚=100万円分。
今の所これが最後のニュースっぽいので先行枠はまだ埋まっていない様子、12/3以降のIEOでの販売予定は5000万枚、総数の5%との事。
JOCトークンはJapan Open Chain上で発行(ERC20)される、恐らく目論見としては「金融機関はJOCを発行する事が出来て、発行するほど使える預金残高が増えるので運用益を上げられるし大好きな手数料も利用の度に入るようになる」という部分で、金融機関が発行するほどJOCコインの価値は上がり続ける…という事だと思います。
しかし今見えているパートナーで言うと
大手の販売が自動化されてるっぽい企業がズラリ、そもそも今回の仕様は法人向けですので、個人の日常に馴染ませるのはまだ先ですね。
顧客が多いほど手数料も圧倒的に安くなるし、細かく量の多い手数料は金融機関が喜ぶし、即金だから送り手も受け手もメリットがあればあるほど使いたいと思うだろうし面白いと思いますが、本当に使われるか、そこですよね。
もう決まっているとはいえ金融機関がどれだけ発行するかという所も
みんなの銀行、オリックス銀行、東京きらぼしフィナンシャルグループ、四国銀行という表示がありますが、ネット銀行と地方銀行というラインナップ。
みずほとUFJがタッグを組んだ仮想通貨も非上場で今は別会社、預金のトークン化を目指してスタートさせるも話題になったのは最初だけで今どのように運用しているかは分かりません。
メガバンクでさえ上手くいかない事業をどのように組んでいくのか。
実際にJOCコインを発行出来る金融機関があるAという法人に対して預金トークンとして発行、その際に使われるG.U.Tecのシステムで自動的にその時のレートで取引が行われる為法人Aは保有するJOCのステーキング報酬で運用しつつ支払いを行ってくれる「銀行にお金を預けている状態で支払う」よりもメリットがある状態になる。
その上で
法人Aはより大きな運用益により支出を抑える為JOCに注力、入金時の預金トークンの割合を大きくする事で吐き出す側の金融機関は預金残高をより高密度に保持出来るようになる、短期の融資もJOCで行い現金で返済という条件なら金利を安くするとすれば利息分も元本部分も預金残高へ良い影響を及ぼすので、特に対象の大手に対してという限定的にはなりますが企業への融資も前向きになる可能性もある。
と、スタートとゴールを図解で説明してくれれば安心出来るのですが
信頼できる日本企業と日本法に準拠した運営を行い、高速・安価で誰もが安心して利用できるブロックチェーンインフラとして、大手企業や自治体に活用されています。特に、法的要件を満たした金融機関発のステーブルコインやNFTの発行・流通に関するJOC上のプロジェクトに世界が注目しています。
まだまだ投機の域は出ないように思いますが、このIEOに漂う香りはそれほど悪くない、せっかくの機会なのでウチも何口か先行参加予定。
まずは年末、次いで来年4月、そして来年の今頃が見所かと思われるので、チラチラ見ていこうと思います。
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