税金「呼んだ?」
呼んでないよ(スンッ…)
もう何年も前に「働いたら罰金」、●●したら罰金という文章が話題になりました。
税金の不条理さを○○したら罰金という形に置き換えた言葉遊びです。
実際にはどのような形にしろ働かなければ貧するし、恩恵は受けた上で税金を払いたくないというのは高額納税者以外は本当の意味での文句は言えないような気がします、まぁ課税対象を限定しない消費税はいらないと思いますがね。
生活必需品だけでも外せば良いのに。
まぁ言葉遊びにマジレスは草ってやつです。
これを本気で捉える人もいるのでそっちの方が問題かな…?
通報した人
「この人がケガ人です!お願いします!」
救急隊員
「2万円で病院まで運ぶんだけど、払える?大丈夫?」
「高いって?そりゃ僕たちは2人で来たからね。」
「ケガ、大丈夫?」
こんな未来は嫌だ。
という訳でようやく本題。
元ネタはどこの誰なんだろう、なかなかに面白い、入浴税じゃなくて入湯税ね。
特に興味深いのをピックアップしてみます。
働かなかったら賞金 → 生活保護
これは良いオチ。
もう日本のヤバい企業(ブラック・ゼブラ)で働いている人はみ~んな生活保護受ければ良いんですよ、税金が尽きるのが先か、良質な企業にお金が巡り環境が出来上がるのが先か、政府のみリスキーなチキンレースです。
働けるのに受けるのが恥ずかしい?目先の事だけを見ればそうかもしれませんね。
しかし3兆規模で国が支給している仕組みを「恥ずかしい」とはこれ如何に、受け取ったお金を貯めておいて良質な場所で働けるようになったら働くか起業するか決めれば良いだけです、こうして黒めの企業には働き手を与えないようにして、未来の為に金融余力を持ちましょう。
働いたら罰金 → 所得税
ついでに復興特別所得税なるものもあり、所得税と住民税(2014年までは法人にもかかっていた)東日本大震災の復興の為一律で所得税の2.1%が令和19年(2037年)まで課税されます、コロナ禍が落ち着いた1年後あたりに復興特別税が所得住民共に増税するかもしれないと言われている部分ですね。
以前所得税の事には触れましたが、ここは金を持つ程重くなる罰金という意味ではあながち言葉遊びだけではないかもしれませんね。
生きているだけで罰金 → 住民税
なんとそこにいるだけで…(笑)
しかしこれは生活の水準を保つ為の税金なので、罰金はむしろ自動車の所有者限定的ではありますが、自動車重量税とか当てはまるんじゃないかな、道路維持の為の財源(目的税)らしいですが、道路は人も歩くし「車乗らない人は関係ないじゃん」とか言う何も考えない人も東日本大震災の復興の為の税金が住民税の均等割額に混ざっても何も言わないし、住民の生活水準維持に関係するので住民税を調整すれば良いと思うのですが、わざわざ作り「経済の円滑化」と真っ当感の演出はさすが政府!
褒めてはいないよ!
あげたら罰金 → 登録免許税、印紙税
あげる方は微々たるものですが、受け取る側の事を考えれば贈与税、相続税なんかもありますね。その場合はもらっても罰金か。
若いと罰金とか年とっても罰金なんかは悲壮感がありますね。
他にどんなのがあるかな~
うーん。
文字を書いたら罰金 → 印紙税 (契約書)
海外の物は全部罰金 → 関税、とん税
獲物を捕獲したら罰金 → 狩猟税
ゴルフしたら罰金 → ゴルフ場利用税
とか。
シンプルなのって難しいな…。
おまけ
温泉に入ったら罰金 → 入湯税
観光事業で完全に溶けているようですね。
箱根は人口が11,082人しかいないし、観光目的の費用を賦課的に住民から徴収するのは現実的ではないので、「謎の人物への謎の報酬」や「結局一般財源として運用」みたいな事もなく、本当の意味でガラス張りになっていれば良い目的税ですね。
ネタにマジレスカコワルイ…ってもう通じないか。
古すぎで草
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しかしこういうの考えつく人ってホント凄い。
今なら動画作ってyoutubeとかニコニコとかtiktokとかで自分は発想担当して、発信力担当見つけて(もしくは自分で)週1ぐらいで投稿するだけで食っていけるんじゃなかろうか、バズったら英語とフックしそうな国で翻訳して作れば良いし。
一芸に秀でる者は多芸にと言うけど、一芸を極めるにもまた今の多彩に溢れかえる道に迷う人も結構多いんじゃないかな、今は発信する力さえ磨けば技術が発展途上でも極めながら収益を得る事が出来るからこそ、動画を見たり研究するのに、旧世代には遊んでいるように見えているのかもしれませんね。
何だかなぁ。
昔は「技術は見て覚えろ」「ここまで努力して苦労して手に入れた技術をなんで教えないといけないんだ」「お金まで払って」という至極尤もっぽい見解で無茶苦茶をやり切るしかなかった団塊ジュニア~ミレニアル世代の人達はZ世代の自由さが気に食わない、苦労をしていないと勘違いしています。
なので弟子を取りたがりません、そしてそんな人の弟子にもなりたくもありません。
ここに後継者問題の本質があると私は思っています。
さらに言うならば現世代の師匠は一人やグループではなく、Youtube等により世界の最高水準で技術・思想を自由に選び、学ぶ事が出来ます。
動画を見ながら練磨し、実践する。文字か感覚としてしか説明のしようがない壁も、同じ部分で悩み、対策し、越えた人の話を仮想体験的に感じる事が出来ます。
その上で経験として行き詰った際に前述の師匠に巡り合ったとするなら、殆どの問題はクリア済みです、あともう少しの所を見て盗み、実力で教えてもらえば合理的。
誰にも真似出来ない技術を持っている必要はない。
これから作れば良いし、天才である必要はない、努力する方向が違うだけ。
努力は「不毛で単純な連続作業」で心を鍛える為にではなく、「作業一つ一つが理に適っており、実りがある」状況で無駄無く時間を圧縮する事に使うべきだと思う。
世代によって感覚は違うと思うが、例えば
団塊は親から戦争の話を聞ける、同世代も多く競争し群雄割拠の活力漲る世代。
団塊Jrは受験に就職、様々な競争が激しく社会環境も悪い、苦労人が多い世代。
そしてミレニアル世代前半はプレッシャー世代とも呼ばれ周囲の過度の期待により苦労人が多く、優秀な人とダメな人の差が激しいらしい。(35歳~40歳)
ミレニアル後半(1987-2004)はゆとり世代ですね。
こうした自分よりも年上の人から「今の若いやつには根性が無い」とか「苦労を知らない」とか言われても若い人たちは気にしてはいけません。
彼らが大好きな謎の高級ブランドを買い揃える必要は無いし、時間は合理的に使えば良い。社会問題をお金稼ぎの道具に使うか無関心かの人達は放っておけば良い。
いつだって一生に一度しかない一瞬一日、毎日自分らしく楽しみましょう。
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