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イギリスの王族について考えてみる。グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

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イギリスはそもそも通称で、本当の国の名前はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国、UK。
ヨーロッパの北西、赤いとこですね、ここがイギリス。

ちなみに欧州連合(EU)から脱退(ブレグジット)したのは2020年1月31日、もう1年も前の話ですよ、早いなぁ。
下の図はEUの加盟国、27か国あります、ヨーロッパは50か国からなるので、大体半分ぐらいか加盟しているという事ですね。使用通貨の問題や一つの国としての益、独自性の問題よりも一つの大きな国になってしまった方が最終的に強いような気はするのですが、そんな単純な問題じゃありませんね。

非加盟国のスイスだけEUに囲まれている感がありますが、クロアチアから下、ギリシャから上も丸ごと非加盟ですね、さらに昔はグリーンランドもEU(昔の呼称は欧州共同体、EC)だったんですね、今でもグリーンランドの住民は加盟国のデンマーク国籍を持っているので、グリーンランド自体はEUに加盟していないのに、EUの市民権があるが選挙権は無い、不思議。

と、そうだ王族の話だった。
イギリスはイングランド王国、スコットランド王国などの王国が合同して成立した為、君主制(王族)国家のまま現在に至る、現女王はエリザベス2世で、実際のお名前はエリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザー。
ウィンザー家ですね。

827年 エグバートがイングランドを統一
843年 スコットランド王国成立
927年 イングランド王国成立
1066年 ノルマン朝成立
1707年 グレートブリテン王国成立
1801年 グレートブリテン及びアイルランド連合王国成立

という建国履歴を持つイギリス、まずはざっくり知りたいのでグレートブリテン王国成立あたりから見てみよう。
グレートブリテン王国は前述したようにイングランドとスコットランドが合同した国、イングランドで16世紀後半に起こった名誉革命(イギリス革命)により立憲君主制と成り、メアリ2世とウィリアム3世が共同統治するもメアリ2世が16世紀終盤に天然痘により崩御し、1702年にウィリアム3世が宮殿前で乗馬中にモグラの穴に馬が足を踏み入れ落馬し重体、崩御した。
余談だがこの時にジャコバイトと呼ばれる名誉革命時の反勢力の間で、穴を掘ったモグラを賞賛する歌が流行したらしい、調べてみたが出てこなかった。うむむ、背筋が冷えるお話。
ウィリアム3世が崩御後すぐにメアリ2世の妹のアン・ステュアートがイングランド、スコットランド、アイルランドの女王に即位、元々16世紀初頭より一人(チャールズ・ジェームズ・ステュアート)がイングランドとスコットランドの王を兼ねていた為、1707年5月1日に合同法が可決し、グレートブリテン王国誕生だ。

Closterman, John - Queen Anne - NPG 215.jpg

アン女王は17回も妊娠されたようですが、流産6回、死産6回、生まれてきた子供も3人が感染症(天然痘・猩紅熱)により命を落とし、2人が生後数時間で命を落としています。
その後ブランデーの飲み過ぎで肥満が進み、49歳の若さで脳卒中で崩御します。
結果アン女王が崩御された時点でステュアート朝は断絶し、ハノーヴァー朝(1714~1901年)、ザクセン=コーブルク=ゴータ家(1826~1901年)、そして現在のイギリス王家(サクス=コバーグ=ゴータ家)に、当時家名が第一次世界大戦中の敵国ドイツである事からウィンザー家に改称、ウィンザー朝へ。

ジョージ5世 1917年 – 1936年
エドワード8世 1936年
ジョージ6世 1936年 – 1952年
エリザベス2世 1952年 – 在位中

ジョージ5世はヘビースモーカーだったらしく、気管支炎や肺疾患があり、さらに第一次世界大戦中に落馬事故に遭い、戦後もその際に負った傷の後遺症にも悩まされていて、諸々重なり体調が悪化し1936年1月20日崩御。
ウィリアム3世は落馬で崩御されているので、他人事とは思えない、何か呪いでもかかっているのだろうか…。

エドワード8世は長男、ジョージ5世の崩御後即位したが、1936年1月20日から同年12月11日までの歴代最短の325日で退位する。その理由が「アメリカの離婚歴のある一般人女性ウォリス・シンプソンと結婚するため」という事で、王冠を賭けた恋なんて呼ばれていたりする。

ジョージ6世は次男、王冠を押し付けられる形で王位継承、国王になる事を期待されてもいなかったし、そのための勉強をしてきたわけでもないストレスからか、健康を損い1952年2月6日に満56歳にして崩御。

ジョージ6世の長女、在位中のエリザベス女王ですね。
ジョージ6世が崩御してしまった為、1701年王位継承法によりなんと25歳という若さで女王に。
そして2015年の段階でイギリス史上最長在位の君主になる。(2015年当時で63年、2021年2月で69年在位)
ウィンザー朝はたった4代で最短と最長在位を出しているので歴史的にはとても象徴的な世代なのかもしれません。

ちなみに1701年王位継承法とは
1702年にウィリアム3世が落馬する前、嗣子(跡取り)がない状況を危惧し、かつカトリックであるジェームズ8世に即位させるわけにはいかないという事で1701年王位継承法を発効していた。

と、ここまでが現在のエリザベス女王に至るまでの道でした~超ざっくり。

25歳のエリザベス女王。
王位継承順位は現在 2021/4/22
イギリス王位継承順位 – Wikipedia

  1. チャールズ第1王子 第1子 1948年11月生 72歳
  2. ウィリアム王子 チ第1子 1982年6月生 38歳
  3. ジョージ王子 ウ第1子 2013年7月生 7歳
  4. シャーロット王女 ウ第2子 2015年5月生 5歳
  5. ルイ王子 ウ第3子 2018年4月生 2歳
  6. ヘンリー王子 チ第2子 1984年9月生 36歳
  7. アーチー王子 ヘ第1子 2019年5月生 1歳
  8. アンドルー第2王子 第3子 1960年2月生 61歳
  9. ベアトリス王女 第1子 1988年8月生 32歳
  10. ユージェニー王女 第2子 1990年3月生 31歳
  11. オーガスト王子 ユ第1子 2021年2月生
  12. エドワード第3王子 第4子 1964年3月生 57歳
  13. ジェームズ王子 エド第2子 2007年12月生 13歳
  14. ルイーズ王女 エド第1子 2003年11月生 17歳
  15. アン第1王女 第2子 1950年8月生 70歳
  16. ピーター王子 ア第1子 1977年11月生 43歳
  17. サバンナ王女 ピ第1子 2010年12月生 10歳
  18. アイラ王女 ピ第2子 2012年3月生 9歳
  19. ザラ王女 ア第2子 1981年5月生 39歳
  20. ミア王女 ザ第1子 2014年1月生 7歳
  21. レイナ王女 ザ第2子 2018年6月生 2歳
  22. ルーカス王子 ザ第3子 2021年3月生
    現王女の妹・マーガレット王女(父ジョージ6世の系譜)
  23. スノードン伯爵 マ第1子 1961年11月生 59歳
  24. リンリー子爵 ス第1子 1999年7月生 21歳
  25. マーガリタ ス第2子 2002年5月生 18歳
  26. サラ令嬢 マ第2子 1964年5月生 56歳
  27. サミュエル サ第1子 1996年7月生 24歳
  28. アーサー サ第2子 1999年2月生 22歳

ここからは直接ではなくジョージ5世の系譜で現在61位までの王位継承者が存在する。
最多なんじゃなかろうか、もっと多い時あったのかな。

さて、ここで第6位のヘンリー王子が気になる所です、イギリス王室から「ヘンリー夫妻は2020年3月31日をもって、王室の公務から引退する」とはっきり言われており、Royalという言葉の入った商標は使わせないという徹底ぶりなのに、ヘンリー王子は、王位継承権をなぜ手放さないのでしょうか、アーチー君にも民間人として生きて欲しいというのならば、1桁代の継承権は邪魔なハズ。
警備費用を税金で賄って欲しい発言や経済的自立の為王室からの援助は受けない!→全体の5%程度の王室助成金(税金)を受け取っていないだけで全体の95%であるコーンウォール領の益を手放していない点が行動と伴っていないように見えます。
誰かの望む形の人物を演じながら生きるよりも人間として自分の人生を謳歌したいという気持ちなのかもしれませんね、しかし自分がどっぷり浸かったぬるま湯という名の「王室に生かされている現状」は理解出来ようがありません、なぜなら本人にとっては耐えがたい熱湯であり、それを耐え抜いた自分には世間なんてものは「ぬるま湯」なのだから、飛び込んでみたぬるま湯がさらなる熱湯であった事に気付いたら、あれだけの啖呵をきって今更修繕出来ない、落ち着くまでは自分の状況をさらに悪くすることは出来ないのだ。
さらに言うと父チャールズやエリザベス女王は「分かって」いて泳がせているのではないだろうか、社会勉強にその女性と一緒に世の中に出てみると良い、成長した息子を連れて戻って来いという意味で王位継承権をはく奪されていないのではないか、まぁ王位継承法の中にそういう文言があるだけって可能性もありますが、そういった報道は無いので、本人が言い出さない限りはこのままいくつもりだろう。

なんだか近しいものを感じるなぁ、所々ギクギクしちゃう。

世界の大きな変化は小さければ小さい程融通の利く行動に結べる事でしょう、小さな蕾を積み重ねて今からでもいつからでも準備をするべきですね。

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