【新電力とは何か】旧電力との比較をざっくりしてみる。~小売電気事業者~

ああ、はじめに。
この記事はアフィリエイトとか案件ではありません。

純粋にこれから紹介する新電力「シンエナジー」がいかにお得でいかにデメリットが無いかという事を紹介したい、それだけです。

この記事は2023年9月9日時点の情報で作成しています。

新電力とは

2016年4月から電力自由化、そこで電力事業に参入した小売電気事業者の事です。

※リンクは経産省

旧電力とは

東京電力とか関西電力のような今まであった10社の大手電力会社の事です。

※北海道/東北/東京/中部/北陸/関西/中国/四国/九州/沖縄

新電力は料金が安い事が多いので、現在の契約よりも

よく使う時間帯や1年を通しての利用

で価格を比較して、安ければ切り替える。

これだけの話ですが、新電力の会社はとても多く

一般電気事業者10社に対して新電力会社は9月8日時点で732社あります。

また、よく知らない電気会社に鞍替えして倒産したら?電気の質が悪くなるんじゃ?等々の不安があると思います。

新電力加入へのよくある不安。

◆ 質が落ちるんじゃ?停電とか大丈夫?

送電しているのは大手10社のままなので大丈夫です、小売電気事業者はあくまでも小売りである為、卸し(大手)から仕入れて売っているだけです。

◆ 倒産したら、送電ストップしちゃうんじゃ…。

これも同じですね、送電しているのは大手10社のままなので大丈夫です。
もしも倒産したり事業撤退した場合は現在送電を行っている大手との契約に移行するだけで、その後また別の新電力に契約し直しても良いですね。

◆ よく知らない会社だし怪しい、切り替え工事の時に何かされたら…?

切り替え工事はスマートメーター(デジタル表示)でない場合以外はありません、不安な場合はメーターの切り替え工事が必要な場合は今契約している送電元(大手)に先に依頼すれば原則無料でやってくれます。

◆ 料金安すぎない…?騙そうとしてるんじゃ?

小売のメリットでもありますが、電気料金を安く出来るのは作る側ではないから。
設備を保有する必要は無く、開発やそれに伴う投資も必要ありませんので、大手のように発電して送電して直接手続きしてやりとりして…といった流れから一番コストの大きな「発電する」をしないで良いというのが大きな理由かと思います。
新電力の会社ごとに様々なコスト減の工夫をされています、小売らしく薄利多売で多くの客を集めるという所に集約しているというのもまた一つ。

新電力加入時、真の留意点

◆ 〇年契約や継続利用を条件にした値引き等解約時に違約金がかかるケース有

一番苦手なやつ、〇年しばり。
新電力の中にはこうした「解約時違約金」が発生する場所があります、むしろこれが胡散臭くて信用出来ない具合を増長させている気がします。

◆ 料金プランが複雑だったり管理体制が甘かったり落とし穴だらけ

700社以上いればやはりちょっとヘンな所も混じってしまうもの。
サポートの速度や品質、窓口の口調や対応態度など当然ですが会社ごとに違ってきます、何かあって対応して欲しくても電話になかなか出ない、電話には出るが話が通じない、話は通じたがいつになっても対応してくれない、そもそも窓口の対応する人が塩対応すぎて怖い…等々。

ここらへんは小売り業者を調べればクチコミなどで「ある程度の目安としての品質」は分かりますので、よく調べてから選ぶようにしましょう。

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・・・

と、新電力についてはこんなところで。
今回紹介したいのは新電力「シン・エナジー株式会社」さんについて。

まず先ほどの真の留意点「解約時違約金」がありません、
自由に契約して自由に辞められます、そして安い、依頼が超簡単。以上です。

シンプルで最高です。

比較

2023年9月9日時点の東京電力の電気料金と比較してみましょう。

東京電力の料金

スタンダードSが従量電灯B、スタンダードLが従量電灯C相当ですね。

続いてシン・エナジーの料金を見てみましょう。

きほんプラン(法人はプランB)が従量電灯B、
プランCが従量電灯C、低圧動力ワイドが動力相当ですね。

はい、まとめました。

スタンダードL、従量電灯Cの場合:プランC

基本料金が1kVAあたり2円50銭高く、使用量に対する料金がほぼ半分です。

一般的な4人家族で試算、1年で平均して月に17,000円ぐらいの支払いを想定。

室温変化の大きな暖房の方が重いので、12月から2月の方が比率としては高め。

ザっと77,000円ぐらい変わってます、が、燃料費調整額、再エネの賦課金、電源調達調整費ってので多少違いますので

詳しく知りたい方は価格コムの電気比較を利用してみましょう。

何かに登録する必要はないので中古車のと違って気楽に利用出来ますね。

スタンダードS、従量電灯Bの場合:プランB

基本料金が10Aあたり30円ほど安く、使用量に対する料金が10円以上安いです。

一般的な4人家族で試算、1年で平均して月に17,000円ぐらいの支払いを想定。

こちらはザっと60,000円ぐらい変わってます。
別の例同様に燃料費調整額、再エネの賦課金、電源調達調整費で多少違います。

動力の場合:低圧動力ワイド

基本料金は1kWあたり10円ほど安く、使用量に対する料金は10円程安いです。
東電は段階を設けていませんが、シンエナジーは130kWh以下かとそれ以上かで料金が変わります。

と、動力には力率という90%だと5%値引き、80%だと5%割り増し、85%だと等価という不思議な項目があります。

供給された電気のうち何%が低下したかを判断する数値ですが、しっかりした契約書とかアプリで登録したりしないと分からなかったりします。
動力の値引きや割り増しの基準になるものなので把握しておきましょう。

まぁ動力は一般家庭だとなかなか無いと思いますが、一応。

以前拠点の電気料金提案をした時に作ったモノをちょっといじってみました。
う〇月分の契約量と使用量と現プランを入れれば勝手に計算されます、便利。

今月分の支払いとウチの物件の支払いが終わって検証が済んだらお友達にもオススメしようっと😎

まぁ、価格コムで試算した方が正確なんだけども🤣

ではでは。

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