Lenovo IdeaPad L360i 分解、増設、換装。『廉価で速いノートパソコン』

今回は一般的なビジネス利用で

「動画も写真も保存するけど、いちいち保存場所選ぶのは面倒」

を前提に

廉価で速いノートパソコン

を作り(?)ます、ストレスにさようなら。

スペックはこんな感じ。[IdeaPad L360i]

変更点
RAM 8GB→20GB×
SSD 256GB→1000GB

CPUのi7-1165G7は11世代(Tiger Lake)のCPUで4コア8スレッド、最近の高速CPUから見ると控えめな印象、11世代から強化されたGPU(オンボードグラフィック)、Iris-Xeは普通に使う分には何の支障もありません。
対応メモリ周波数はDDR4-3200まで、こちらも必要十分です。

オンボード運用だとメモリ8GBは心許ないので16GBへ…しようと思ったら8GB中4GBは内蔵だったので+16GBで20GBにしました。
チップ規格とモジュール規格は統合するべきだと思うのは私だけだろうか。

 メインストレージはNVMe(PCI)SSDの256GBなので速度に問題はありませんが容量が足りないので1TBへ換装。

ディスプレイは15.6インチ。

OSはWin10からWin11へアップグレード、Officeを入れて終了ですね。

単独で利用する場合にはPROエディションの必要はありませんが、複数台の運用や細かな設定をしたい場合はPRO一択です。

Lenovo IdeaPad L360i

価格comで見たら79,800円でした。
同価格帯で同水準の9世代i7-9750Hの方がコア数が多いので優秀な部分もありますが、GPU能力向上と消費電力の低さ、メモリの帯域強化や最新の仕組みへの対応可否等将来性を取って最新CPUに。
どちらもWindows11にアップグレードは可能なCPUなので運用と好みで良さそう。

ではバラします。

ネジを外した時点で保証対象外になる事が殆どなので、嫌な人はやめましょう、最新世代のi7CPUでメモリ8GBのNVMeSSD256GBなら普通にストレスフリーです。

Lenovoは「不良があったらパーツ送るから自分で直しなさい」方式

さて、最近のノートは結構手間なの多いんだよな~L360iはどうかな~

固定ネジは13カ所、ゴム足部分にネジはありません。

開ける時にひっかかるので、DVDドライブは白い丸枠のネジを外したら先に外してしまいましょう、少し引けばスっと外れます。

取り付ける時

ネジを外し終わったらヒンジ部分に多少ゆとりが生まれるので、ここから少しずつ外していきましょう、DVDドライブ側の方が幾分外しやすいです。

突起にひっかかっているので、手前に押すように上げると「パチッ」と外れます。
無理にこじって開けようとすると「パキョッ」と変な音が鳴って心臓がアレするので優しくいきましょう。

メモリはマザーボードに内蔵4GBと交換可能な4GBが1スロット。
2.5インチベイに空きが1、M.2スロットにはなんか特殊な接続しているSSDが1。

2240かな?を専用プレートに取り付けて2280で繋げられるようになっています。

それもその筈、2280以外に止める場所はありません。

初心者が部品換装する時に躓くのはこういう時ですよね、狙ってるのかってぐらい。

今回使うのはSamsung970EVOPlus、1TBです。
クルーシャルやINTELのP、P5やWDのBLACK等色々使いましたが、結局これが一番安定しますね、汎用性抜群、優秀です。

マザーボードやメモリとの相性なのか速度にバラつきがあるのはしょうがないのですが、今のところデスクトップで50台ぐらい、ノートで30台程度しか経験はありませんが970EVOPlusを取り付けたPCで目立った速度低下は一度もありません。

2.5インチの受け。

簡易的ですが十分だと思います、どうしても大容量の保存場所が必要なら2.5インチでも4TBで10,000円ぐらいで買えるHDDはあるのでここに付ければ解決です。

最後に注意点というか少し変わった設定があるので紹介します。

M.2スロットに差したSSDがBIOS上では認識されるのにOSをインストールしようとすると「ディスクが見つかりません」と出たり、OSインストール時だけ認識しない事があります、この時普通にBIOSの設定をするなら、SATAmodeをAHCIにしたりLegacyの設定をまず見ますが、その設定が隠されており、パっと見は無いように見えます。

このIntel VMD Controller(インテルVMDコントローラー)をEnabledからDisabledに変えると…

SATA Controller Modeが新たに表示され、[AHCI]の文字が!

これ以外は設定出来ないので、これでOSインストール画面に向かえば、無事ディスクが見えるハズです。

平均して起動に電源押して6~7秒、シャットダウンをクリックして2~3秒。

ネットワークの安定度によって結構変わりますが、表計算ソフトの操作やオフライン系のアプリを使う際にはほぼ待機なしで使用出来ます。

M2SSD256GBの8GBRAMで79,800円か
1TBの20GBRAMで98,000円か。
(256SSDと4GBRAMがいらなければメルカリで売れる)

Googleのスプレッドシートではダメで、どうしてもOFFICEが良い場合はサブスクかごにょごにょっとライセンス購入か。

以上、LenovoのIdeaPad、L360iの中身でした。

ではでは。

コメント

  1. パパフォトグラファ より:

    すみません。メモリの交換は16GBに交換できたんでしょうか?
    4GBが取り外し不可なので、16GBを加えると20GBになったんでしょうか?

    • IMAKARA IMAKARA より:

      おおう、メモリ部分がとっても中途半端になっていましたね…失礼しました!

      はい、仰る通り16GBを加えて20GBになりました。
      そして記事追記しました。