金保有ランキングに国際機関がヒョッコリ、IMFとワシントンD.C.と治外法権と私の感想。

こういうのは陰謀論!だとかステレオタイプな結び付け!だとか色々あると思うので題が難しいですね…とりあえず秘密結社とかそういうお話ではありません。

結論から言いますと、金について調べていた時

世界の金保有「国」ランキングの中にIMF(国際機関)が入っていて、IMFが治外法権(正確には若干違う)適用地であるワシントンD.C.に存在することに興味を持った

という事でございます、
治外法権と若干違うという内容については後述します。

世界の金保有国ランキング(NPO)

ソースはWGC(WorldGoldCouncil)のQ2-2023:Gold reserves(埋蔵量(t))から。

ちなみにアメリカの8,000tの内7,000tはフォートノックス(連邦金塊保管所)という米国陸軍駐屯地の隣にある要塞化された金庫室の建物にあるそうです。

許可なく近付いたらピーされそうですね。

大きく総量で言えばアメリカとロシア…そして中国にある金ですが、サイズ的に大きい前者3国はわかりますが、ドイツ、イタリア、フランスのサイズは

…ってメルカトル図法で見るとすごい大きいように見えますね。
実際のロシアとかカナダは大きいは大きいのですが流石にこれほどではありません。

で「これほど小さい国が金を大量に持っているという不思議」であるのは確か。

金の価格はコロナ禍前は1g5,000円弱、それが今や1g10,000円。

実は2倍になった時期は2004年から2007年の間でもあり、そのまま継続して価値は上がり続けている超優秀な資産です。

作る事は可否で言えば可のようですが星が衝突するようなエネルギーでないと生成されないものを人工的に作るのであれば圧倒的に金以上の費用がかかる、もしもどんなやり方でも良いが金が増えたとしてもそれ以上の費用がかかるから金の価値は変わりようがない…とても合理的な資産と言えますね。

金本位制度は金の供給や価格変動もさることながら実際の量や流通が無かった為、現在はより安定して管理しやすい「秩序」としての通貨が主に利用されています。

色々な事を調べ知る内に、ドルのリスクリターンや円の恒常性、国による違い(為替)、取り決めの困難さ…そして完全な国際通貨は今のままでは作れないという事。

「それ」は金では無いのかもしれませんが、デジタルにしろモノにしろある種変化を容認出来る交差にストレスがかからない金本位制に近い形に収まるような気がしてなりません。

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で、国の保有量を凌駕するイチ機関「国際通貨基金(IMF)」ですが
大量の金を保有する理由としては金・ドル本位制の名残といえばそれはそうですが、もう少しかみ砕くと1997年の通貨危機や加盟国の財政支援を素早く行う為であったり、金融支援を行う立場から信頼性確保の為、危機の緩和力の分かりやすい顕示等々から十分な資金を保有する必要があるという事はなんとなく分かる気がします。

…「世界の1/3が景気後退危機」も実際はマッチポン…いや、なんでもありません。

ともかく金だけでも2800t、つまりg=10,000円なら28兆円の金を保有しているそんなIMFさんですが、本部は

IMFの本部はワシントンD.C.に。

治外法権はその国の法律の適用をその国に住む外国人や外国企業に適用しないとするモノで、ワシントンD.C.の場合はアメリカの首都で政府所在地の特別区域で「政府が良いように特別な法的規定を適用する事がある場所」というだけで治外法権とは言えませんが、似たようなモノだと思います。

今、治外法権は当然かもしれませんが一般的とは言えません。
個の声が大きくなったという事もあると思いますが、そんな中現存する代表的な治外法権適用地といえば「バチカン市国(ヴァチカン)」(面積0.44 km²)
バチカン市国の所在地はイタリアはローマのほぼ中心に位置する神の銀行、美術館、サンピエトロ寺院など、教皇庁が統治する「国」もとい元教皇領です。

他には「国連」や「ユネスコ」も治外法権が適用されていますね。

国際的な金融センターニューヨーク、金融サービスはロンドン、金融HUBとしてシンガポール、そして多くの国際機関や政府機関が存在するワシントンD.C.

上述の巨大な金融機関との密な連携、政府との連携、市場へのアクセスのしやすさ。

かなりの自由が利くように思います、そんな環境でさらに

「政府が特別な法的規定を適用する事がある場所」

通常の法律に当てはめなくても良い場所にあるならば、
有事の際にそこは除外する事が出来るワケですよね。

もしもアメリカに何かあってもワシントンD.C.にあるIMFは「何かあったアメリカ」と同じ損害を受ける必要は無いという環境にする事も出来るという事。

大きい枠で見ればIMFは「世界的な経済の協力と安定のための重要な機関」だから、効率的な運営と世界が取れる場所にあるってのはとても分かりやすい。

それこそ通常の教育や固定観念ガッチガチで見ればこういうコトでしょう、
しかし治外法権の適用地に世界の金の10%弱があるというのもまた事実。

それはもう色々なコトが出来そうですね!

しかし金は現状優秀ですが、技術進歩の甚だしい現代では今後が読めませんね…。

代替するマテリアルが開発されれば需要は減るだろうし、
代替できない間は必需品ですから需要は増えるでしょうし。

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今後も「理解していない」を分からないままでは終わらせず、分かる範囲で徹底的に調べていこうと思います。

…まぁそれらも答えではなく調べた私の感想に過ぎないワケですが。

自己満自己満😎

ではでは。

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