ミンカブ IR更新 2025.7.14 瓜生氏個人に単独で38万枚新株式発行、そんなIR。

IRが更新されました。

7/7に出されたIRはこっそり消されているようです、いつも通り。

IRとは何なのか考えさせられますね…。

ざっくり内容↓

瓜生氏からの借入金2億円を全部株にして財務健全化!
株の保有率が8.31%から10.59%になり筆頭株主としての地位をがっつり確立。
逆にSBIHDは8.23%から8.03%へと希薄化、北尾氏に怒られないかな?

以上。

以下内容は補足です。

第三者割当による新株式の発行(現物出資(デット・エクイティ・スワップ))及び主要株主の異動に関するお知らせ

デット・エクイティ・スワップ(DES)は負債を株に転換する仕組みで、企業は負債を減らせて資本を増強出来るのでBS的にメリットがあるし、個人は株価が割安なら美味しいし、配当金が出るならその分利回りとして取れるという感じか。

瓜生氏は元々1,245,000持っていて、今回発行されたのが

1株523円で382,400株。

バフェットコードによると瓜生氏の保有推移はこんな感じ。

上場した時に1,245,000株で16億5200万円、初値が1,400円だったようなのでこれぐらいなのかな?その後ごにょごにょやっているので分かりませんがこれと今回の523円の382,400株で2億円とすると18億5200万円で1,627,400株、1株あたり1138円。

今のところ配当金はありませんが、最後とその前の配当金は26円。
1,245,000株で3237万円、取得価格からの年利は1.96%となかなか、今回の取得分で考えると1,627,400株で4231万円、同じ計算で2.28%。

来期、再来期と黒字化し配当が出せるまでに復活すれば大分美味しいですね。

SBIHDの保有履歴を見てみると

取得時の段階の株価でざっくり、3.3万株で9000万、22.2万株で42920万、21.9万株で48370万、21.3万株で48740万、21.7万株で54300万、9.6万株で25340万、15.4万株で44280万、7.9万株で18320万。

計123.3万株、ざっくり取得価額見込み29億1270万円ぐらいなら1株2,362円。

配当金26円とするなら1,233,000株で3205万円、勝手に見込んだ取得価格からの年利は1.1%、う~~ん。

来期が黒字だったとしても返済が重いのは変わらないしタームローンの条件をクリアしただけでまだまだ自己資本率も崩したままだし懸念点はより色濃くなるしでなんとも難しい時期…ですね。

そもそも配当金26円って株価500円だとすると5.2%ですからまぁありえないか。

しかし元々は本業に集中していれば利益は出るし配当もそれなりに出せる体質ではあるハズなので、本業特化、広告に頼らない新たな本業に係る事業を伸ばしていければ近々ゆとりある経営体制に変わっていくのかもしれません。

これで来期あたり普通に黒字化したら彼は本当に何をしてたんだって…いや、うん。

有価証券届出書(参照方式)

株の発行による払い込み額は半分は資本金として計上する必要があるそうなので、もう半分を将来的な配当金での支出の為に資本準備金に振り分けという形。

その半分を資本に組み入れた事の届け出ですね、かかった費用が600万円ですか…登録免許税は資本金組み込みの1億円に対する0.7%で70万円のみ、その他費用で530万はちょっと多い気がする。

・発行諸費用の概算額には、消費税等は含まれておりません。
・発行諸費用の概算額の内訳は、登記関連費用、弁護士費用及び有価証券届出書作成費用等であります。

消費税も含まれていないようだし届出書作成費用だって100万もかからないし弁護士費用と登記関連費用?がやけに多いような。

う~ん、動きは良さそうだけどなんかいつも不穏な空気があるんだよなみんかぶ…。

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・・・

さて、今回は「瓜生氏個人に株を発行するだけ」のIRでしたね。

短期的な利益を重視・追求する瓜生氏に筆頭株主としてのパワーを持たせるリスクよりも借入金を金銭以外のものに変えて財務健全化を図る形になった伴氏。

黒字化しなければタームローンで終わるので一定の理解は出来そうですが、元々筆頭株主に近かったSBIは希薄化により若干置いていかれる感のある形に。

さてライブドアを吸収すると言っていた10月まで残り3か月を切りました

吸収後は、サービス終了による償却費減少の中に入っていたので確認出来るのは

ライブドアグルメは5月28日に終了
超ワールドサッカーは5月27日に終了
livedoorチョイスはもう入れない。

ライブドアチョイスは誰が見ても失敗だったので分かりますがライブドアグルメに関しては確か暗号資産が貯まる的なシンクロライフさんのサービスだった気がしますが吸収されてサ終というなんともかわいそうな結末に。

ちなみに超ワールドサッカーは更新停止の翌日PRTIMESで株式会社イミオが運営権を取得、継続されることになったようです。新URL↓

超ワールドサッカー
欧州を中心とした海外サッカー,ワールドカップはもちろん,日本代表,Jリーグなどの国内情報も充実のサッカーサイト

ALIS.toはまだこうしてログインは出来ますが、終了を告知されることもそれを実行できる人もいない、ライブドア吸収後はどうなるか。

ではでは。

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