最近は小さな子供でも活用するようになった使いやすく手軽で身近な生成AI。
Pollo(スペイン語で鶏)…日本語読みでポッロなのかポジョなのかポヨなのか正確には分かりませんが、ポヨの方が呼びやすいし可愛いので私は勝手にポヨと呼ぶことにしました🤣

専門的な知識は不要、使いたいなら誰でも扱えるシンプルさ。
初心者でも「人間不要で人物のサンプル画像」や「雰囲気のあるプロ並みの動画」が作れるので、例えばパワーポイントで資料に関連した画像を貼りたいけど、インターネットで見つけた画像は勝手に使えないし自分で作るのも難しい…という場面なら数分で解決、プロモーション動画にワンポイント、もしくはプロモ動画そのものを作ってもらう事も可能です。
生成AI界隈が「何やら難しそう」という印象があると思うので、目の前に見えているボタンを押して進めば結果が出るというシンプルさはとても良いですね。
現時点(2025.3.25)「画像を動画」で使えるAIモデル
◆Pollo 1.5 / ◆Kling 1.6 1.5 1.0 / ◆Hailuo AI Live2D / ◆Seaweed / ◆PixVerse V3.5 / ◆Runway Gen-3 / ◆Wanx 2.1 / ◆Luma Ray 2.0 1.6 / ◆Vidu 2.0
9モデル13種(ver)という豊富さで日本語対応、使い方はシンプル、機能は必要十分。
Pollo AIの特長
“Pollo”は基本部分は無料なので気軽に試せます、そしてしつこいようですが初心者でも使いやすく迷わず、画面の流れで使えちゃうお手軽さで画像も動画も作成可能。
登録方法

右上の「無料版を始める」をクリックし登録しましょう。

初めに20クレジット。

そしてログインボーナス的に7日間クレジットがもらえます。
この「クレジット」を使って動画生成をしてもらうというのが一連の流れ。
有料版もあり、このクレジットの保有量や生成スピードなどの変化があります。
使い方
先ほども書きましたが、操作はとても簡単です。

① 画像を動画にしたい場合は「画像から動画へ」を選び
② AIモデルをクリックし
③ 好きなモデルを選びます。
モデルで迷ったら変更せずに初期表示されている「Kling 1.6」を使うと良いでしょう。

続いて動かしたい画像を選択します。

今回は手元にあったamiibo、オレンジ髪のイカガールちゃんを撮影。
「街の中 未来 躍動」と指示し動いてもらいましょう。

準備が終わったら「生成する」ボタンを押して完了。

右側のライブラリに進捗状況が表示されます。
モデルによって変わるようで
Pollo 1.5は5秒で10クレジット、10秒で20クレジット。
Kling 1.6は5秒で20クレジット、10秒で40クレジットでした。
出来た動画がこちら(MP4) – Image to video丨街の中 未来 躍動
しかし速い、Kling 1.6を公式ページで生成したら1日ぐらいかかったのに…わずか4分で。
未来感のある街に場所を変え、瞬き、足まで動くamiiboイカガール。
Pollo 1.5で2種類の画像を合わせてみる。
生成AIで使う画像も作ってもらえば良いし、同じプロンプト(指示)でもAIモデルが違えば動きも違うので、色々試してみましょう。
元々画像が無い場合もテキストから動画を作成できる
ちなみにこれは「カジュアルな服装の若者と火を吹く巨大な龍」というなんともファンタジーなプロンプトですが、見事に作ってくれました。
AIモデル別の比較
[Kling1.6][Wanx2.1][PixverseV3.5][Pollo1.5]の4つのモデルで同じプロンプト、ほぼ同じ状況で画像から動画を作成してもらいました。結構違いますね、ちなみに元の画像は

私の画像で、プロンプトは「fantastic forest spring」です。
まさか顔から木が生えてくるとは…w
設定画面で各AIモデルごとに一行説明が書かれているので「画像から動画」で使用されるモデルをまとめてみました。(2025年3月25日時点)
AIモデル名 | 特徴 | 生成時間目安 | FPS |
---|---|---|---|
Pollo 1.5 | Pollo AIの高度で多様となモデル | 5分 | 30FPS |
Runway Gen-3 | マルチモーダル、プロフェッショナルモデル | 30秒 | 24FPS |
Kling 1.6 | よりリアルな動き | 4分 | 30FPS |
Hailuo AI | 最高のビデオ品質 | 3分 | 25FPS |
Pixverse V3.5 | 動きと一貫性の向上 | 2分 | 30FPS |
Vidu 2.0 | 品質とスピードの向上 | 3分 | 32FPS |
Luma Ray 2 | リアルなビジュアルを実現する大規模モデル | 3分 | 24FPS |
Luma Ray 1.6 | リアルで詳細なビデオ | 60秒 | 24FPS |
Wanx 2.1 | 現実的な出力を持つアリババのモデル | 4分 | 30FPS |
Seaweed | ByteDanceのダイナミックビデオモデル | 2分 | 24FPS |
Haiuo Live2D | 2Dアニメーションに最適 | 3分 | 25FPS |
Kling 1.5 | 複雑なシーンに適しています | 6分 | 30FPS |
Kling 1.0 | 短い動画に適しています | 6分 | 30FPS |
使う画像は同じでも指示が違えばこれだけ違うものが出来るんですね。
面白い。
まとめ
Pollo AIは本来ならKling AIやPixverseなどのAIモデルツールをそれぞれ見て回らないと分からなかった違いを一つの場所で解決するなんとも革新的なツールでした。
一種類だけでは不得意な部分をカバー出来ませんが、傾向が違う複数のAIモデルから一番向いているであろうモデルを選べるのは本当に便利。
動画制作を無料で出来るってだけでも凄いのに、使い心地を兼ね備えた素敵ツール「Pollo AI」
まずは試してみる価値あり。
ではでは。
Pollo AIへのリンクはこちら
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