[μ]ミュー
ギリシャ文字24文字中12文字目で折り返し。
2021年2月2日にアルファ株が命名されて早半年、早くも[ω]オメガが見えてきてしまいました。
その先はあるのだろうか。
ミュー株はコロンビアで初めて発見され、今のコロンビアの4割弱のコロナ感染者はミュー株という事です、感染力は高いようですが、日本で検出された二名は無症状だったようです。
(6月26日:成田空港:40代女性 – 7月5日:羽田空港:50代女性)
WHOは今回の変異株を「注目すべき変異株(VOI)」の一つとして分類したようです。
そもそも「注目すべき変異株」とか「懸念される変異株」とは何でしょうか。
以下の画像はWHOのウェブサイトより(WHO.int)
Variants of Concern (VOC)「懸念される変異株」
高い有害性と治療の効果の低さ(ワクチン含む)が特徴。
デルタ株は4/4にVOIに指定された1か月後にVOCに指定されている。
![Content image](https://alis.to/d/api/articles_images/IMAKARA/3Y1O1GWJWbbZ/59a6c288-5b91-4d09-a30e-d63216d57656.png?d=800x2160)
Variants of Interest (VOI)「注目すべき変異株」
持病悪化やウイルスのワクチン回避、伝染の強さがある為集団感染を引き起こしている変異株、
VOCに比べると有害性(直接的)は低い、あくまでもVOCと比較した場合。
![Content image](https://alis.to/d/api/articles_images/IMAKARA/3Y1O1GWJWbbZ/a986bacc-4a94-4ee0-a3c5-ab3027c38999.png?d=800x2160)
以前の命名ルールだとコロンビア株、誤解が生まれるという事でギリシャ文字になりましたが、
24は少なかったかもしれませんね。
12種の内、記載されていない「イプシロン株」「シータ株」「ゼータ株」は、検出がほぼ無い事から【Alerts for Further Monitoring(さらなる監視のための警告)】としてギリシャ文字は省き、系統名のみで分類されているようです。
ミュー株がデルタ株の時程の騒ぎになっていないのはVOCでない事、ワクチン効果を低下させるのはワクチンの特性からも当然な事からも所謂メディアの「効果」を享受できないからでしょうか、
諸々はVOCに再分類されたり、ワクチンをある程度打ったりの後かもしれませんね。
ギリシャ文字が尽きたら終わってくれるんでしょうか。
![](https://imakara.blog/wp-content/uploads/2021/09/mu-1024x683.jpg)
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