苦みの強い菜花「からし菜」、チューブにんにくでも美味しいペペロンチーノ。

その時のモノをその時頂く、ほぼ体調を崩さない私の秘訣ってやつです。

旬のモノはまず美味しい、そしてエネルギーに満ちています。
ので、それがもしも苦みや食味によって「良薬は口に苦し」なモノだとしても苦みを工夫せずに苦みとして摂れば当然苦い、工夫すればいいんです。

今回使ったからし菜はペペロンチーノに本当によく合いました、辛みと苦味とミルキーさがたまりません、家庭菜園を楽しむ母からもらった最高の食材。

ムタルド・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ

今回はフライパン一つではなくパスタは大量のお湯で別鍋で茹でます。
種子が和からしの原料にもなっているからし菜、葉からも当然「あの辛さ」が常にひょっこり覗いてきています。

からし菜は良く揉むか霜降りをする事で「辛み」を引き出す事が出来、砂糖によって苦味を抜く事が出来るちょっと特殊なお野菜。

菜の花やからし菜など春のアブラナ科の野菜が和の料理に使われるのは必然なのかもしれませんね。

レシピ(4人前)

・1.4mm テフロンパスタ(4束:320g)
・からし菜 4枚(芯ごと)
・ベーコン 40g
・白だし 大さじ1(ヤマキ割烹白だし)
・オリーブオイル 大さじ2
・にんにく 大さじ1
・鷹の爪 1個
・塩、こしょう

今回のは太いパスタの方が良いのですが、私が細い方が好きなので、はい。
量は多いですが4人前でも26cmのフライパンがあればギリギリ作れます。

ウェルナのマ・マーとかメジャーなやつはテフロンタイプですぐに浸み込まないかつ独自の風ぐるま形状により絡みがとても良いのでオススメ。

日清製粉グループならではの特許※技術「風ぐるま形状」

ブロンズダイスは何にでも合って美味しいのですが調理難易度が上がるので最近は使わなくなりました、手軽に作れるテフロンダイスが好き。

作り方

① 大きな鍋で湯を沸かし、パスタを袋表記の時間ゆでる。

後で乳化させるときにゆでる格好になるので少し硬くても良い。

 にんにくをみじん切り、面倒ならすりおろしでも○。

添加物の酸味や香りが気にならない方はチューブにんにくでも可、生のにんにくが無い場合は私も使います、でも生のにんにくの方が好き。

③ フライパンにオリーブオイル、①のにんにく、鷹の爪、みじん切りしたベーコンを入れて弱火でふつふつ。

細かいにんにくはすぐに焦げるので弱火でじっくり油に香りを移しましょう、少し色付いたら鷹の爪を外し、白だし、ゆで汁を入れます。(おたま×2程度)

④ フライパンにパスタを全て入れ、よく絡め詰めていきましょう。

フライパンを傾け、麺をよけた時にシャバっとしていなければおたま×1~2程度のゆで汁を追加しましょう。

⑤ からし菜をざっくり細切りにし、ゆで汁を沸騰させ湯がきます。

からし菜の苦味が気になる方は砂糖を小さじ1程度入れて混ぜてから湯に通すと辛みが際立ちます、沸騰した湯ならだいたい30秒程度で嫌なエグみがなくなります。

⑥ パスタにからし菜を投入し、ゆで汁にとろみが出たら盛り付け

ソースがよく絡んだパスタは最高です、パスタを巻き盛り付け終わったらフライパンに残った思い出を全て乗せましょう。

こしょうを振って完成!

子供達にはからし菜はまだ早いのでからし菜を入れる前のペペロンチーノを。

下の子用と

上の子用。
ちなみにこのフォークはモンベルのチタンフォーク、軽くて使いやすい。

スープをかけていないので乾いているように見えますがつやっつやです、チュルっとイケます。

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今回のはワンパンではないので洗い物は多いので大変ですが、野菜に湯を通す必要があったのでしょうがない、そのままでは苦いし水に溶けたのをパスタに吸わせるワケにもいかないので電子レンジという選択肢も無かった。

今回の旨味はベーコンと白だしのイノシン酸、にんにく多めによるグルタミン酸。

キノコ類か海苔あたりとコラボさせたいところ。

量が多いと煮詰めすぎてドロっとしてしまいがちなので注意。
菜花はパスタのアクセントとして最高です、是非お試しあれ。

ではでは。

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