ほぼ誰でも知っているイベント題材の数量限定商品の謎。

「もったいない」

エリエール公式

と、こういう感じの数量限定商品を見ると思うことがあります。

今回はエリエールさんの「シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパー」というなろう系のタイトルみたいなトイレットペーパー。

数量限定ハロウィンプリント。

うん…。

メーカーが同じ商品で異なるパッケージの数量限定品を出すというのは

まず新規市場の開拓競争力強化が重要だと思います
同じ商品で別の顧客を狙う、その名の通り未開の地へ踏み出さなければならない。

本品はペーパーにハロウィンイラストがあるので同じ商品の別ライン製品という感じですかね、違和感は無いけど新しい風は吹いていません。

トイレットペーパーの芯とかペーパー使ってミイラとかそういう系だとしても
それを知らない人に向けての開拓方法なら干渉方向が違うような気がする。

まぁ「限定」に弱いから買う人は一定数居るんだろうけども。

限定品は代理店的には手切れが良くてイイとか税金対策とか販売側の目線で言えばどれも適ったお金の使い方だと言えます、ブランド力も強化されるし。
それに他もやってるし自分達もやらないと競合に持っていかれちゃうし。

しかし…

様々なコストにより製品あたりの収益が安定しないことによって、
ベース強化・類似進化を起こすべき製品の開発にお金をかける事が出来ません。

バレンタインとか正月とかクリスマスも同様ですね。

ケンタッキーのように

「その時期に爆発的に売れるから誰でも知っている事をより強化する為に誰でも知っているイベントで広告する」

という強みを強化する効果があるなら「なるほど」と思うのですが

謎の数量限定品が多発する中で

「原材料の高騰で価格改定…」

とか言われても数量限定品作る為に使う費用を仕入れコストカットの為の効率化や効果的なルートの作成に充てていれば今よりも低価格で今よりも利益を出せたんじゃないのか?インフレならむしろ価格が上がる事は望ましい状況です。

製品という目線からだけかもしれませんが、

設定した価格が「それ以上に価値がある」

と納得してもらうマーケティングを行う方が圧倒的に健全なのではないでしょうか、表現を変え見た目を変え、売れるならイイだろうではいつか終わりが来ます。

開発性のない価格競争とかメーカーも小売りもユーザーからも地獄すぎます、
値上げがイヤなのではなく対価に見合っていないのが問題なんだと思うんです。

例えばトイレットペーパーに求める価値は何か、全員が全員安いシングルの長巻で良いのなら勝負は価格と流通のみになりますが、価格が高くても選ばれるのは何故か。

高額製品のロングセラーを所持しているエリエールが分からないハズがありません。

「なるべく高品質品が低価格」なのか「高品質品がお手頃価格」なのか。

今はどんなモノにも同系統のライバルが居て、価格競争激化はもはや当然で、制限が強すぎるなら最終的には「別視点での価値提供」と「ブランド力」がモノを言うと。

ブランド力強化はなんとなく思いつく気がしますが、新たな価値提供は難しそう。
ニーズを満たして魅力的…市場を詳細に見れる人財が不可欠でしょうね。

売り場見て色々考えるの面白いな~。

ではでは。

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