3Qさらに振るわず、経常3億6700万円マイナス。

2Qは▲275でしたが、さらに赤字1億弱追加の▲367です。

出ました英文、英語で伝えたいなら英語用のIRページでも作ればいいのに。

さて、短信も短信の補足説明資料も分かりづらい。
私の表の出番ですねこれは。

2Q予想の時にざっくり作ったこの表、1Qと2Qの様子からライブドアも大体同じ動きをする事が分かっていますので2022年から続く3Qの落ち込みが2024年にもあったと想定するなら23億5400万程度か？

実際は

26億2700万。

微妙に伸ばしてきた、超赤字だけど。
おお、まぁしかし行きそう…ん？え？待った…ま、まさか

こちらは前回の短信より、業績予想は110億でした。
期首の説明会でも1Qの決算発表でも前回の決算発表でも110億でした。

だからこそ今期の業績予想は厳しいものだとグラフまで作ってどのようにこの困難を乗り越えるのかと思ったら

…100億に下方修正。

まぁもう盛り返しは出来ないので赤字で着地する気なのは良いですが7億て…
そしてこんな後半で100億に修正したんですね、数字見れば分かりますけど、見た目で分かってはいたけど…ならばもっと早い段階で修正出来たんじゃないか？

別の資料からですが、今期は100億で赤字6億…見栄…！もう経常で言ってくれェ！
来期140億で営業利益18億、再来期170億で営業利益30億に変更は無し。

まぁ今期の営業利益目標10億からマイナス6億だからちょっと信用出来ませんね🤣

数字だけ見れば

2023年1Q=1380、2024年1Q=2242なので862
2023年2Q=1460、2024年2Q=2257なので797
2023年3Q=1445、2024年3Q=2627なので1182
2022年4Q=1868、2023年4Q=2551なので683

ミンカブの昨対から見れば35億2400万が何らか影響しているとすると
ライブドア買収の時に言っていた「ライブドアの2023年の売上高は約40億円」に届いていないので、本業であるみんかぶが5億落としたかライブドアが5億落ちたか。

カンペキな下期偏重気質のみんかぶは最終四半期で帳尻合わせが出来れば良い…という前提なので、広告運用の高度なオートメーション化からの手動もしくはそれ以外の部分の落ち込みは甚だしいと言えるでしょう。

つまり本業がお留守である可能性が高く、2023年4Qは「ライブドアがフルに入って」25億…100億にも届かないまであるこの状況。

さて、着地予測が変わり10000、それに対して今は7126(71.26%)。
残り四半期一本ですが、3Qに頑張りすぎてしまったので例年通りに行かない気配も。

そんな中3Qが良かったからか瓜生氏は血迷って

「既存事業のボトムアウトを確認」

って…そんなわけないｗｗむしろなんでそう見えるんだｗｗｗ

面白過ぎる。

とりあえず前々から手をつけようとしている「livedoorショッピング」と「livedoorBank」が来月末(2024.3)から始まる様子。

livedoorショッピング
いきなり主軸ではない感じで大々的に「OEM」とか書いてある、不安。
「商品仕入代・倉庫代・サポート対応人員等の負担を不要とし、低コストで参入出来、高テイクレート。各専門メディアに適した商材とプロモーションで購買意欲を獲得」

ああ、こりゃ文面通りならダメです。
主軸ではなくただの委託で人任せでフルフィルメントセンターのように手残りだけで搾取されるのに推すべき商材は何も持っていませんから、見た目の良い小銭稼ぎですね。

livedoorBank
これは以前から言ってたやつですね、NEOBANKとかいう住信SBIネット銀行のBaaSサービス。
「銀行代理業で高い信頼性とサービスレベルを維持しつつ、預金、為替、融資といった複数の収益源を確保」

定期預金に外貨積立と預金、カードローンにスポーツくじ、住宅と教育ローン。

うん、これはいかん。

SBIとくっついた新生銀行は昔住宅ローンとか不動産融資にネット対応で信用薄くても相当安い金利で助けてくれたネット銀行ですが、専門色があって心地よかった印象がありましたが、これは本当に個人的にではありますがカードローンとかスポーツくじに良い印象はありません、教育ローンも。

住宅ローンは借り換えメインだろうから預金よりも手数料で稼ぐ感じになるだろうし薄そう、今後収益源として成立したとして「いわゆる利益が一番多いのはいわゆるカードローンといわゆるスポーツくじです！」とか胸張って言えるんだろうか…。

言えるか。

あ、あとは現在進行しているライブドアニュース24のテコ入れあたりが手札にありますね、さらにこれからはペットにも目を向けるそうです！

今さら…？そんな擦り倒されたカテゴリーを…？

報告書とか見ると現金がバンバン減っているのが分かるので、最終決算時の預金がどれぐらいになっているか…見ものですね。

2024年３月期第３四半期決算説明会資料

決算資料ですね、瓜生さんの棒読みかつまばたきとうろたえの連続でなんだかかわいそうになってくる45分を見たくない場合はこちらをどうぞ。

3か年計画の1年目だから温かく見守ってね、との事。
利益のフェーズに入ったとか積極IRがどうのには触れませんでした。

生粋のいわゆるマン。

四半期報告書－第18期第3四半期(2023/10/01－2023/12/31)

事業の状況をつらつら、流動資産(主に現金)が18億円失われていたり、どこから入ったのか引き継いだのか分かりませんが差入保証金が3億円弱増えていたり。

細かいデータが面白いので時間があれば見てみましょう。

2024年３月期第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

短信、一番分かりやすいやつ。

2024年３月期第３四半期決算短信補足説明資料

連結業績予想の修正に関するお知らせ

110億から100億へ、利益も10億からマイナス6億へ(経常▲7億)。

株式会社ミンカブアセットパートナーズにおける投資助言・代理業登録完了と今後の事業展開に関するお知らせ

タイトルの通り。

もう100億は確定みたいな言い方していたので最終四半期に100億欠けは流石に出来ないでしょうからちょっと無理するかもしれませんね。

それも含めて見ものってやつです。

ではでは。

IR更新履歴

ミンカブ IR更新ニュース 2024.2.13 3Qも赤字、さらに目標を110億から100億へ下方修正

3Qさらに振るわず、経常3億6700万円マイナス。

「既存事業のボトムアウトを確認」

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